翌日10:00わたしは約束10分前にはコンビニについた。

「店長いらっしゃいますか?本日面接にきました。」
がんばって笑顔を作りながら店員に声をかけた。

「店長は本日きていませんが」

(・∀・)!!!

「ちょっとまっててください」
ぼうっと松こと5分
店員と店長が電話をしているらしい

「あの店長が代わってくださいと」

「あ。はい」

「もしもし、ごめんね!わたし今朝風邪ひいた
今病院行ってる!
今日10時くることわかってたでも
昨日ももう風邪でわたし今もうすっごいひどくって
電話かけよう思ってた
ごめんね!」

・・・おま・・・・そういう問題じゃねぇ・・・。
まぁなんかホント日本人じゃねぇなって最初に思った
瞬間だった。

「あ。お体大丈夫ですか。無理をなさらないでください。
別の日に面接してください」

「明日無理だから、今日の14:00わたし今から
病院で薬もらってくるから14:00なら面接できる。
14:00なら風邪治ってる。
すみませんがもう一度14:00にきてくれますか?」

「あ。はい」
えーてか風邪うつるだろそういう配慮はないのかよ
てか4時間で風邪が治るんかい目

「この侘びは必ずしますから」

・・・・・・・・。
このお詫びをしてくれるなら雇ってくれるという意味に
なるんですけど

それは会ってもない人に使う言葉ではないよ。

コンビニが電車で行く範囲じゃなかったことを
本当に良かったと思いつつ一旦家に戻った。

無職に交通費はきつい。

「あ、お店の近くを通ったとき張り紙をみまして」

「そうでしょ。そうでしょわたしの店、募集広告にはのせてないの
あなたコンビニのバイトしたことある?」

「いえ一度もありません」

「一度もないのに働けないかもしれない。
体力ないよ。接客好き?」

「体力はないかもしれませんが、飲食店では働いたことがあります」

内容は要約するとこんな感じだったのに
その独特のしゃべり方で
わたしは段々気が緩んでいた。
緊張感が一切ないのだ。
面接前でこんなやりとりをしたのもはじめてだった。

「あなたのこと聞いたけど働けるかはあなたと面接してみないと
わからない!あなたと会ってみてじゃないと
あなたが働けるかわからない。だから履歴書書いて
きて」

・・・。(・∀・)!

「あ。はい明日お伺いしてよろしいでしょうか」

「え?明日?明日は無理かも・・・。」

「じゃああさってでも」

「あさっては会議があるの。だから明日10時に来ていい?
履歴書にあなたのこといっぱいアピールしてね!やる気
いっぱい書いてね!」

もうすでにわたしの声は笑っていたえっ

「はい。では明日10時にお伺いします」