遊技機知識と視野の向上について | ミズーノの戯言

ミズーノの戯言

パチ・スロ業界の表と裏を中途半端に行き来する最底辺による
業界観察ブログ&ボヤき

 

皆様こんにちわ。
戯言のお時間です。

 

 

最近、ヤフーニュースを見ていて驚かされるのが
連日のように登場するセクハラやワイセツ騒動。
政治家連中がセクハラでニュースになったと思えば
今度は某魔戒騎士自らホラーに取り憑かれる始末。

極めつけはジャニーズまでも便乗する感じであり
世の中のカオスっぷりを痛感しますね、ええ。

 

 

自分は一般的な男性に比べて性欲が控えめなのか
そういった行動に出る理由は良く分かりませんが…

それに至る経緯というのは当人同士の問題であり

真相に関して外野は知る由も無いわけです。

まぁ、男性側に問題があるのは明らかなんですが

女性側にも少なからず問題はあったはず。

 


どうにも最近は報道が一方的すぎるというか

女性側=被害者というテンプレが出来ており

男性に対して厳しすぎるような気がしてしまう。
例えば、積極的な女性に対して男性側が
女性がセクハラをしてきたと主張したところで
世間は「は?」みたいな感じだと思うわけです。
個人的にどうにもそれが納得出来ないですね。

 

 

というか、ジャニーズはともかく魔戒騎士。
これ、サンセイにとってシャレになってないというか
会社が傾くレベルの大問題だと思うわけです、はい。

もしも既に適合している牙狼の新作があったとして
それに当人が登場していたとしたとしましょう。
今回のニュースでお蔵入りということになった場合
今までに費やした開発費等はもちろんのこと
仮に当人の演出部分を上手にカットしたとしても
規則改正により同スペックでの再持ち込みは不可能。

 

この損失はマジで会サンセイの今後を左右しかねない
とてつもない損害なのではないかと思うわけです。

 

役者との契約条項がどうなっているのか不明ですが
所属事務所が違約金等のペナルティを背負う可能性は
充分に考えられるのではないかと。

まぁ個人的にそのまま販売すれば話題にもなるし
転んでもただでは起きない執念にも感じますが…
恐らくコンプライアンス的に許されないわけで
サンセイには心から同情しますね。

 

 

正直、ジパングのスタッフも他人事ではなく
人間的に狂っている輩が何人かいるのは事実なので
どうか道を踏み外さないように気を付けて頂きたい。
MJヒデとかMJヒデとかMJヒデとかね。

 


いや、マジで。

 


そんなことはともかく「パチンコ・パチスロ」
自称「パチスロ業界の理」である自分ですが
最近はホールに足を運んでもトイレを借りる程度で
この1ヶ月はここ数年でも例がない低稼働というか
暇さえあればゲームばかりしている状態。

とはいっても、ほぼ毎日ホールには足を運んでおり
その日その日の状況だけはチェックしております。

 

ウンコは毎日出さないと便秘の原因になるからね!

 

忘れもしない、2011年の震災直前。
後にトラウマとなる人生最悪の便秘を経験した結果

地獄のような苦しみを味わうことになったわけです。

病院に足を運び、受付の綺麗な看護婦さんに対し

アナルが裂けて泣きそうだと告白しただけでなく

医者に診断されるという羞恥プレイを初体験。
以来、何故か毎年この時期になると便秘になりやすく
その度に7年前の悪夢が脳裏をよぎるわけです。

 

正直、共有のウォシュレットは気が進みませんが
嫌でもホールには足を運びますよ、当然だっての!

 

まぁ、パチスロがつまらないとはいいませんが
多少既存の機種構成に飽きが来ているというか
結局、何処のホールに足を運んだとしても
設置されている機種は似たり酔ったといった具合で
定番の旧基準機に番長3を加えただけの機種構成。

後は大半がジャグを筆頭としたノーマル島であり
残りは少数島orバラエティ島といった具合。

バラエティにはいくつか好きな機械がありますが
どう見ても低設定で放置されてる感じなので
余程の狙い目ゲーム数等で放置されていない限り
わざわざ触る気分になれないんですよねぇ…。

 

 

もう少し期待感があれば話は別なんですが。

 

 

そういえば、気になったニュースがあるというか
どうやら初の設定式パチンコが適合したという噂。
6号機は例の自主規制撤廃のタイミングもあり
まだまだこれからといった感じになりますが
こういったニュースは少しだけワクワクしますね。
まぁ、実際それが世の中に出るかは別の話であり
ダミースペックの可能性も高いと思われますが
適合したというのは明るいニュースではないかと。
個人的にもう少し時間が掛かるかと思いましたが
自分の予想以上に初適合は早かったですね。
スペックの詳細が気になるところでありますが
その辺りは楽しみに待つとしましょう。

 


あと、パチスロでは最近発表されている遊技機に
RT機が目立ち始めているのが個人的に好印象。

 

◆サミーの「GRTシリーズ」

 

◆ユニバーサルの「ユルセポネ」

 

◆三共の「トータルイクリプス」

 

上記は全て有利区間とは無縁のRT機ですが
ホールで5.9号機ARTを眺めていて感じるのが
有利区間抽選に設定差無しという部分が
夕方以降の稼働を露骨に低下させている印象。

 

 

メーカー側も今まではホールでの状況を見ながら
稼働する出玉設計に近付けていったわけですが…

 

 

今回ばかりは持ち込み可能期間が短かったため
反省点を活かした機械設計が不可能であり
言い換えるなら失敗が許されない一発勝負。
結果的に反応は微妙だったということですね。

だったらノーマル機を多少尖らせた機械の方が
隙間スペック的な意味で需要があるのではないか?
その結果がGRTを始めとする「RT機」なわけです。

実際に遊んでみなければ何ともいえませんが
有利区間搭載のART路線で勝負するのではなく
5.9号機独自の出玉推移を打ち出したほうが
遊技者の選択肢になりえるんじゃないかと。

 


最近、乙女マスターズで有利区間完走という
中々に難易度の高い経験をしたわけですが
RTがロング継続してもコインが増えることはなく

クレジットに目をやると、表示は35枚前後。

分かってはいても泣けてきますね。
やっぱ増えないRTって印象が悪いのかも。
乙女マスターズは有利区間搭載機ですが
体感、RT純増はギアスCCよりも低め。
個人的にわりと好きな台ではあるのですが
人気があるかと言われたら微妙というか
この機械も有利区間抽選に設定差無しという
5.9号機の問題点が評価を下げている印象。

 

高設定を何度か打ったことがありますが
設定差はほぼREGにしか存在していないため
毎度のように表示されるのはREG告知。
理解はしていてもガッカリするんですよねぇ。

あと、納得出来ない部分が1つあるというか
増えないことはまぁ許せるんですよ、ええ。

 

RT中に現在獲得枚数を隠すのはどうかと。

 

今までは当然のように表示していた獲得枚数を
増えない機械は表示しないという逃げの姿勢。
ネット掲示板等に文句を書かれるのを見越して
臭いものに蓋をした感が否めないわけです。

現状維持程度のRT20Gとなっておりますが
ストックを獲得した際はド派手な重低音を伴い
50G上乗せレベルの告知を行うわけです。

 

 

が・・・

 

 

獲得枚数は画面に表示しないとか意味不明。
恐らく初見遊技時に獲得枚数表示を探し
見当たらないことに驚いたという人はいるはず。
まぁ、自分も似たような感じだったわけですが
あまりにも意図が分かりやすいというか
逆にそっちの方がイメージ悪い気がしますがね。

 

 

まぁ、そんなことはともかく

 

 

先日、友人のピエール君と酒を飲む機会があり
半年振り?くらいにお互いの近況を報告。
ピエール君は主にパチスロに関わる実戦映像や
遊技機の解説映像等を担当しているのですが
ピエール君曰く、最近のライターというのは
驚くほどパチスロ知識が乏しいんだとか。

 


実際、どんな程度なのか尋ねてみたところ
自分にはとても信じられないレベルというか
遊技機のリール配列と小役構成を見たとしても
通常時に何処を狙うべきなのかさえも分からず
携帯サイトを開いて打ち方説明を確認した後
それに沿ったように打ち始めていくんだとか。

 

 

は?

 

 

正直何を言っているのか良く分からないですが
若手の女性ライターというのはこんな感じらしく
パチスロの仕組み自体を理解していない様子。
何故そんなことになってしまうのか聞いたところ
単純に教えてくれる人がいないみたいですね。

以前からわりと良く聞くのですが
パチスロの勉強を独学で行おうとすると
誰もが専門用語というか正式名称で躓く様子。

いわゆる条件装置だとか第一種特別役物だとか
要するにフラグやBIGボーナスという意味ですが
正式名称で表記すると難しい漢字の羅列となり

何が何だか分からないみたいですね。

 

 

まぁ自分も最初はそうでした。

 

 

結局、詳しい知識を効率良く学ぶためには
知識のある人間に直接聞くのが一番早いわけで
結果的に彼が現場で教えることになるらしく
色々と苦労しているみたいでしたね、ええ。

 

 

最近は雑誌系だけでなくYouTube系映像の
仕事も増えて来ているらしいのですが
どうやらネット系映像は派手さ重視らしく
クライアントから注文が多くて困るんだとか。

そういった方々がライターを名乗ることに対し
猛烈な違和感を感じたりするのは事実ですが
それが現在のスタンダードだったりするのかも。

 

 

ということで今回のテーマ。
テーマは「遊技機知識と視野の向上」

 

 

戯言がアメブロに移行してから約3年が経過。
既に9年間続いているこの戯言でありますが
本当に月日の経つのは早いものだと痛感。

 

 

上京して10年が経った自分でありますが
上京理由はサラリーマン的な生活を脱却して
好き勝手に生きるという目的のため。

 

 

勤めていた会社に問題があったのも事実ですが

1ヶ月に2日前後しか休みがないのが当たり前
どれだけ結果を残しても評価されない給与体系。
そういった生活に嫌気が差してしまった結果
自分ならもっと自由に生きれるはずだと思い
人脈も友人も無い状態で上京したわけです。

唯一持ち合わせていたのはパチ・スロ知識のみ。

 

 

自分は静岡出身でありますが
静岡というのは昔からホールの営業方法に厳しく
設定発表はもちろん、基本的にイベントも禁止。
4号機中期くらいまで多少の名残はありましたが
5号機移行と共に、それらも完全に消滅した感じ。

恐らく、一部の地域では射幸心を煽るような
過激な営業方法も行われていたのでしょうが
地元は4号機時代から高設定とは無縁の地域。

 

 

獣王の全盛期、東京在住だった友人から電話があり
設定4で23000枚出したという自慢をされましたが
正直、地元では2万枚はどころか万枚さえも珍しく
まるで別次元の会話をされた記憶があるわけです。
まぁ、もっと驚いたのはその友人が獣王の勝ち分を
1週間で全て失ったという後日談でありましたが。

 

 

それだけパチスロが盛り上がっていた4号機時代
地元のボッタ店が1ヶ月間の出玉ランキング
TOP50を張り出していたのですが…

 

まさかの月間の50位が3700枚という
意味不明のボッタランキング。

 

恐らくそれも差枚ではないと思われるため
実際はもっと酷かったと考えられるわけですが
それくらい自分の地元のホールは糞だったわけです。
もちろんボッタ店なので過疎っていましたがね。

 

 

4号機時代は簡単にハイエナが出来たとか
余裕で勝てたとか言っている人間もいますが
そもそも地元のホールにはまともなデータ機すら無く
当日のBIG回数分の大当たり札が刺さっていた程度。
チェーン店のような店にはデータ機もありましたが
現在のような高性能なものは全く存在しておらず
どれだけ高性能なデータ表示機であっても
当日のBR回数と現在ゲーム数が限界といった感じ。

 

 

現在とはかけ離れた、不便な設備が当然であり
リールの隙間からホッパー内部のコイン量を確認し
オーバーフロー気味になっていたら低設定濃厚

そんな感じの立ち回りが普通だった頃ですね。

 

 

まぁ、仕事をせずに立ち回ればいけそうでしたが
現在の携帯サイトのような便利なモノは存在せず
雑誌を購入して解析情報を頭に叩き込むのが基本。
中でも過去の遊技機解析は本当に貴重なモノであり
仮に1年前の遊技機の解析を調べようとしたら
どうにかしてバックナンバーを手に入れるしかなく
雑誌は大切に保管するというのが当然でありました。

 

 

自分の周りにパチスロ好きは大勢いましたが
内部解析を把握して遊技している人間は珍しく
専門用語に頭を抱えながらも、独学で勉強。
実家のトイレの前にパチスロ雑誌を並べ
大便をしながら機種情報を眺め続けていたら
いつの間にか大半の解析情報を暗記してしまい
結果、プラス収支になった感じですね、はい。

 

 

それが今から15年前くらいの話。

この時点でパチスロ知識には精通しており

ゾーン狙いや天井を意識した立ち回り等

遊技機知識は持ち合わせてましたね、はい。

 

 

それから5年が経過し、上京となったわけですが
ジパングと共に仕事をスタートした結果
自分の視野の狭さを痛感することになりました。

結局、自分の知識はあくまで遊技者側の知識であり

ホール側目線でのモノの見方は出来ておらず

パチスロの奥深さを分かっていなかったんですよね。

 

 

例えば前日からの狙い台があったとします。
理由さえあれば上げ狙いでも何でも良いのですが
仮にそこで高設定をピンポイントでツモった場合
設定師のクセを掴んだ気分になりがちですが
実際に掴んだのか、掴まされたのか?それが重要。

 

 

これに関してはホールのセンスにもよるのですが
誰もが上げ狙いを期待するような不発台に対し
ホール側が意図的に高設定を投入している。
ここをどれだけ理解出来るかがポイントなんですよね。

 

設定投入パターンを敢えて演出することで
それを狙いに来る遊技者を量産させるのも技術。

ホールが何故リスクある高設定を投入するのか?

そういった部分に全く気付いていなかった感じ。

 

遊技者目線しか持ち合わせていなかった時期は
全てを自分の手柄としてしまいがちでしたが
実はホールの手の平の上だったりするわけです。

習慣付けとクセという部分を遊技者に植え付け
機が熟した時に一斉に刈り取る経営戦略。
これらはホールの技術だったりするわけです。

 

 

まぁ、実際は全くそんなことを考えずに
低設定で抜きにかかるホールが大半ですが…

 

 

どちらのホールの方が利益が出るかと言えば
上手に遊技者を転がすホールの方が儲かるわけで
利益を出すために高設定を投入しているという

呼び水的な設定配分に気付かされた感じですね。

 

上京当時はそういったホール側視点に気付けず
都合良く遊技者側の立場で物事を考えてしまい
分かったような気になっていただけだったと。

 

その時から遊技機の他にホール側の戦術を知り
視野を広げた見方が出来るようになりました。

ピエール君にもそういったことは話したりしますが
パチスロライターを名乗るのであれば

積み上げた遊技機知識を披露するだけではなく

遊技者の1歩先を見据えた視野を持ち合わせ

視聴者を感心させるような部分を見せて欲しい。
ホール側も商売でやってますからね、ええ。

 

 

機械知識だけならネットで簡単に調べられますが
勝利に至る基本は己を知り敵を知ることであります。

どうにも現在のライターは機械を知ること重視であり
本当の敵であるホールを知ろうとしていない印象。

 

 

恐らくそこまで視野が広がっていないのでしょうが
この戯言を毎回読んでくれている方々であれば
自分の伝えたいことは理解してくれると思います。

 

 

恐らく、今後の6号機時代というのは
機械の性能で遊技者を引っ張りにくい設計になり
ホールの営業手腕が問われるようになってくるはず。
最近のパチスロが退屈だと感じる人は多いでしょうが
視野を広げればもっと楽しめる要素が隠れているはず。
遊技者の意識次第でパチスロはもっと楽しくなる!
自分はそんな感じで考えております、はい。

 

 

まぁ、自分は当面ゲームしますけどね。

 

 

ということで今回の戯言は終了。
次回の戯言でお会いしましょう。