日本心理教育院 www.jip.ac



日本心理教育院は、全世界の人を対象に傷治療と心理治療の中核となる「こころ理論」と「性こころ理論」を開発し、心理障害の治療技法を完成させ、全世界へと進出を続けています。皆さんの幸福のために一層の努力を尽くして参ります。




 

外傷トラウマが発生していると、日常の中で避けられない傷がとても多くあります。不倫による外傷トラウマは夫とつながっているために、夫とつながっているすべてが傷になるからです。

 

例えば夫の顔を見るだけで傷が作用します。夫は何もしていませんが、妻の心の中で傷が作用するのです。では夫を回避すべきでしょうか。傷を回避してはならず傷と向き合わなければなりません。傷を回避すると傷を治療することができないからです。


傷を回避できる最も効果的な方法は傷解離です。現在は外傷トラウマによってとても苦しいから記憶からすべて消えてしまってほしいと思うかも知れませんが、傷解離現象が起こると、傷を記憶できなくなるため、夫とつながっているすべての記憶も一緒に消えていきます。


夫と30年間結婚生活を送ってきたとすれば、30年にわたる結婚生活のすべてを忘れなければならないという意味です。不倫が発生する前は何ら問題もなく幸せに生きてきた30年間の自分の人生を捨てるようなものです。30年の人生の中には夫もいますが、自分の子どもや家族、友人、その他さまざまな形で人間関係を結んできた人たちがいます。そのため、傷解離になると夫だけではなく、子どもたちも義家族も夫とつながっている人間関係すべてが消えてしまうのです。

 

現在の年齢が60歳だとすれば、30年間の人生がすべて消えたので30歳までの人生だけが記憶に残ることになります。体は60歳なのに記憶は30歳のままで止まっているようなものです。これが傷解離です。傷解離になってはならない理由は、消えてしまった30年間の人生の中には貴重な喜怒哀楽の記憶と、子どもを含む貴重な人たちがいるからです。
 

今は外傷トラウマとつながっている夫がとても憎いですが、外傷トラウマを治療すると、「それでも夫と結婚して幸せだった」と感じるようになります。


したがって、治療過程にいる方には傷が作用する度に治療課題に集中するように常に申し上げています。最初は意識をして意図的に治療課題を行うので、「どうして私がこの課題をしなければならないのか、どうしてここまで私がしなければならないのか」と考えて課題をするのがとても難しいです。しかし、当社の治療法は自分で外傷トラウマを治療する方法だから本人が意識をしながら治療課題を継続する努力をしなければなりません。


治療課題を続けていると、ある日傷が思い浮かんだのですが、課題をする前に傷が消える経験をします。自分で自分の傷を治療できる能力がついたのです。傷が発生したとき、治療課題をしなければならないと思った瞬間、すでに傷が自然に治療されているため、治療課題を行う必要がなくなり、心が安定される状態が保たれるようになります。それでも課題は持続をしなければなりません。治療能力を習慣化させる必要があるからです。


したがって、傷は回避してはならず、忘れてもなりません。なぜなら、そこに皆さんの貴重な人生が存在しているからです。結婚して子どもを産み育て、夫の世話をし、義両親に対しても皆さんが一生懸命に努力をしながら家庭を守ってきた人生です。これらすべてを消したいですか?たかが不倫というひとつの傷のせいで、これまでの人生すべてを消したいですか?


傷は回避してはならず向き合わなければなりません。この傷は、皆さんがこれまで懸命に生きてきた勲章のようなものです。不倫女一人の存在によって、皆さんの人生の勲章を捨ててはなりません。ご参考ください。