四柱推命のお話シリーーズ♫
今日は通変星の中から、
『正官』です。
命式↓の青い四角で囲った部分を通変星といいます。
その人の、才能や、適性、性格を表します。
その中で、オレンジ色で囲ったものが、
精神の中心部である主星です。
『正官』は
行動力の星の一つ。
(通変星は、自我、人脈、表現力、行動力、知性、の５つのカテゴリに分類されます。それぞれのカテゴリに星が２つずつ。全部で10種類の星があります。)
行動力の中でも、集団による行動を表すの。
わかりやすく言うと、
自分の所属する組織のために、行動する
自分の所属する組織の力を生かして、行動する
という性質。
ちなみに、もう一つの行動の星である『偏官』は、個人による行動力。だから、一人でタタターっと先頭を走る。
キーワードは
役割・立場・成果・報酬・名誉
自然と
自分が所属してる組織の方に意識が向く。
自分より、組織の目指すものを優先しようとする思考を持つ。
だから
決めたルールを守るのが得意。
身なりや生活がきちんとしていて、
品性があって。
世の中に貢献していて
そんな自分の生き方に
高い自尊心を持っている人
『正官』のこの性格はね、
昭和の時代にはわりとマッチしやすかったと思う。
親の言う事を聞き、
学校で教わったことを守り、
会社の指示に従う、
常識的で、役割をきちんと果たす人になりやすいから。
でも、今は令和。個の時代。
『正官』の持つ『組織(学校・会社・家庭)のために役に立たないと』っていう考え方は、
時として自分をとっても苦しくする。
みんなはどうしてるかな？
普通じゃなきゃダメだよね？
常識的な行動をしなきゃいけないよね？
と気になりがちだし
女の子らしくしないと
お母さんなんだから〇〇できないと
みたいに
世間の常識を気にしたり、
人目を気にしたりして、
自分の心を縛ってしまいがち
なんだ。
なんだ。そういうわたしも『正官』持っててね。
みんなの役に立たなきゃ
もっと気をきかせなきゃ
とか
娘なんだから
嫁なんだから
母親なんだから
ってずいぶん自分を抑えこんだっけ
ハァ
ハァじゃあ、
今の時代らしく正官を活かす、ってどんな？
って言うとね
そのままの自分で
所属する組織(職場・会社・家庭)が良い方向に向かうには
どんなことできるかな？
って考えたらいいよ♫
『正官』さんはルールがあると落ち着くのは確か。
でも、
自分を抑えて、無理に性格変えて、社会の常識に合わせろ！ぅていうんじゃない。
自分らしい役に立ち方
ってものを考えて
それに沿った生き方ルールを決めればいいんだよ✨
例えば、ぐうたら母さんなら(例え自分かよ笑)、
『ぐうたらなままで、家庭の中を明るくする』
ってルールを決めたなら
そうなるように工夫する
ってこと。
苦手な家事をカンペキにこなす『正しい母親』になることをがんばるんじゃなくて。
音楽が好きなら、心地良い音楽をかけまくる
ゲームが好きなら、子どもと一緒にゲームで遊ぶ
とかね♫
要は、
自分の在り方は変えなくていいってこと！
たとえ世間の常識から少し外れてもいいの。
そのままの自分で、
家庭や会社の中でどう生きる？
ってマイルールを決めて、
生き生きと居られる努力をしてみよう♫
何が正しいか？の答え合わせは、
自分の、外側(世間、他人)とじゃなくて
自分の内側とするんだよ。
そこにプライドを持とう！
みんなが同じ形じゃなくて、
ひとりひとり凸凹してるからこそ、
いい組織になるよね！！
自分のままでいい、って許せると
世界は変わるよ〜♫