血液型が違っても腎移植できますか? | 腎臓内科医のつぶやき

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気軽に腎臓病について知っていただく機会を作りたいと思って、2010年から月1回の腎臓病教室を始めました。教室でお話した内容や、腎臓関係のマメ知識をお話できたらいいなと思っています。2018年12月にyahooブログから引っ越ししました。

このページを開いていただいて

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血液型が違っても腎移植できるってご存じですかはてなマーク
 

腎臓を提供するドナーから受け取るレシピエントに輸血ができない血液型の組み合わせで腎移植することを、ABO血液型不適合腎移植といいます
 
 
輸血はできないけど、もっとすごそうな腎移植はできるなんて不思議ですよね目
 
 
 
 
 
ちなみに輸血ができない血液型の組み合わせは
 
ひらめき電球AB・A型からB型
ひらめき電球AB・B型からA型
ひらめき電球AB・A・B型からO型
 
です
 
 
 
 
 
 
 
 
現在では移植後の拒絶反応を抑えるために、移植手術前に受け取るレシピエントの血液型抗体量を少なくする処置を行うことで、ドナーとレシピエントの血液型がどのような組み合わせでも、腎移植が可能になっているんです
すごいDASH!DASH!DASH!
 
 
 
 
どんな血液型の組み合わせでも腎移植が可能です!!
 
 
 
 
ちなみにレシピエントの血液型抗体量を少なくする処置とはなにかといいますと、血液浄化療法(透析みたいなものです)で抗体を取り除いたり、免疫抑制剤による脱感作療法のことです

 

 
中外製薬さんが発行しているいのちの贈り物からご紹介しましたラブラブ

 

 

 

星日高病院腎臓病教室youtube星

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただいて

ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2010年から毎月腎臓病の教室を行っています

遠方の方から

『参加できないけど内容を知りたい!!

といわれたのがきっかけでブログをはじめましたラブラブ

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