”アルブミン尿はかってますか” | 腎臓内科医のつぶやき

腎臓内科医のつぶやき

気軽に腎臓病について知っていただく機会を作りたいと思って、2010年から月1回の腎臓病教室を始めました。教室でお話した内容や、腎臓関係のマメ知識をお話できたらいいなと思っています。2018年12月にyahooブログから引っ越ししました。

このページを開いていただいて

ありがとうございますラブラブ

 

あなたの今日が

素敵な一日になりますようにベル

 

 

 

 



 

 

 

 

今日は糖尿病の方へのメッセージキラキラ

 

 

 

アルブミン尿確認してもらってますかはてなマーク

 

アルブミン尿は、全身の血管の内側の壁(内皮細胞)の傷み具合を反映してるといわれています

腎機能eGFRが良好でも、アルブミン尿が増えると、それだけで心血管病の死亡率が上昇してしまいます

 

 

蛋白尿が出ていない方は、定期的に必ずみてもらうことをお勧めしますラブラブ

 

 

 

 

 

 

なんでそんなことをわざわざ言うかといいますと・・・・・・

実は日本の糖尿病治療中の方は、アルブミン尿測定の頻度が少ないことがわかっているんです

 

 

2010-2012年複数の健康保険加入者570363人のうち

糖尿病と診断されている12909人の通院時検査状況を確認したところ

 

クレアチニン:crを測定している割合は84.4%だったのに対し

アルブミン尿を測定している割合は15.4%とかなり少なかったことがわかっています

Tanaka H et al.BMJ Open Diabetes Res Care 2016:4(1);e000291

 

 

 

 

あれ、自分って・・・はてなマーク

 

と思ったら、ぜひこの機会に主治医に確認してみてくださいほっこり

 

 

 

 

 

 

 

星日高病院腎臓病教室youtube星

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただいて

ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2010年から毎月腎臓病の教室を行っています

遠方の方から

『参加できないけど内容を知りたい!!

といわれたのがきっかけでブログをはじめましたラブラブ

一つでもお役に立てたらうれしいぞっと思って書いていますキラキラ

読んでいただけたら嬉しいですウシシ