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ありがとうございます
あなたの今日が
素敵な一日になりますように
最近こんな症状続いていませんか
疲れやすい
息切れがする
めまいがする
食欲がわかない
動悸がする
頭痛が頻繁におこる
脈が弱い
顔色が悪い
爪色が悪い
むくむ
症状があてはまる方は、貧血かもしれません
貧血とは、血液中の酸素が不足して体が酸欠になっている状態のことです。
鉄分が不足する 鉄欠乏性貧血が有名ですね
ほかにもいろいろ貧血の種類はありますが、腎臓の働きが低下したことによっておこる
腎性貧血というものもあります。
心臓と腎臓に悪影響を及ぼす腎性貧血には、特に注意が必要です。
腎臓と貧血って関係ある
って思った方。少しお付き合いください
腎臓の働きといえば老廃物を尿として出すことが有名ですが、実はほかにもいろいろ重要な仕事をしています
腎臓の働きをみてみましょう。
①血液中の老廃物をろ過して尿として出す
②水分・塩分をコントロールする
③ミネラルなどの電解質を調整する
④体液のバランスを保つ
⑤血圧を調整する
⑥造血ホルモンをつくる
⑦ビタミンDをつくる
⑥造血ホルモンをつくる
とありますがそもそも造血ホルモンとはなんでしょうか
酸素を配達する車を赤血球といいます
この赤血球の生産を命じているのが造血ホルモンです
腎臓の機能が低下すると造血ホルモンがつくられなくなり、赤血球の生産が減産されてしまいます
これを腎性貧血といいます
貧血になると体に酸素が十分行き渡らなくなるため、かわりにポンプである心臓が頑張らないといけなくなり、心臓の負担が大きくなります
そして、心臓への負担はさらに腎臓に跳ね返ってきてしまいます
なぜでしょう
腎臓と心臓はとても仲がいいのでどちらかが弱ると足を引っ張りあい、もう片方も弱ってしまうからなんです
この悪循環が続くと心血管病を発症したり、腎臓病が悪化したりします
これをCRA症候群といいます
心臓病・腎臓病に気を付けるには貧血に関心をもつことも大切なんですよ~
以前のブログを一部改変してご紹介しました
日高病院腎臓病教室youtube
最後までお読みいただいて
ありがとうございました
2010年から毎月腎臓病の教室を行っています
遠方の方から
『参加できないけど内容を知りたい』
といわれたのがきっかけでブログをはじめました
一つでもお役に立てたらうれしいぞっと思って書いています
読んでいただけたら嬉しいです