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ありがとうございます
あなたの今日が
素敵な一日になりますように
たんぱく質というと、お肉やお魚、大豆類、乳製品と思いつくあなたは優等生
私たちの体も約10万種類ものたんぱく質からできていることをご存知ですか
今日はこの体をつくっているたんぱく質のお話です
この大切なたんぱく質は、たった20種類のアミノ酸という物質の並び方が違うことでできています
このうち9種類は『必須アミノ酸』と呼ばれるもので、私たちの体内では作ることができないけど欠かすことのできないアミノ酸なんです
なので、この必須アミノ酸は食べることで体にいれていきます
バランスよく食べること大切っていうのはこの辺からも実感しますね
食べもののたんぱく質は、主に小腸でアミノ酸にまで小さく分解されてから、吸収されます
そのあと血液に乗って体のいたるところにある細胞に渡され、新たなたんぱく質の材料になります
ややこしいでしょうか・・・
つまり
食べたたんぱく質はいったんバラバラに分解されてから、体の中でもう一度合成されるってことです
食べた肉がそのまま筋肉になるんじゃないんですね
でも、もしかしたら・・・
『どこどこの筋肉になれ~』とか念じながら食べると、もしかしたらそこでたんぱく質を合成してくれるかもしれませんよ
私は叶うならお腹の筋肉に変身してほしい・・・
ここで体の中のたんぱく質はどんなものに合成されているかみてみましょう
ケラチン:髪の毛やつめの成分
コラーゲン:皮膚に強度を与えるたんぱく質
トリプシン:町長でたんぱく質を分解する消化酵素
アクチンとミオシン:筋肉内に詰まっているたんぱく質
ロドプシン:目の奥の網膜にある光を受け取るたんぱく質
抗体:体に侵入した病原体にくっついて攻撃の目印になる
ヘモグロビン:酸素を運ぶ赤血球の中で酸素をくっつけたり話したりするたんぱく質
インスリン:血糖値があがると膵臓の細胞から分泌されるたんぱく質。血糖を下げる働きがある
他にも各種内臓や筋肉などもたんぱく質からつくられています
いかがですか
腎臓病食ではどうしてもたんぱく質制限に目が行きがちですが
減らしすぎも良くないってことが皆さんに伝えられていたら嬉しいです
私たちの体は私たちが食べたものからできています
バランスよく食べて元気な体をつくっていきたいですね
日高病院腎臓病教室youtube
最後までお読みいただいて
ありがとうございました
2010年から毎月腎臓病の教室を行っています
遠方の方から
『参加できないけど内容を知りたい』
といわれたのがきっかけでブログをはじめました
一つでもお役に立てたらうれしいぞっと思って書いています
読んでいただけたら嬉しいです