私たちの体は私たちが食べたものからできています | 腎臓内科医のつぶやき

腎臓内科医のつぶやき

気軽に腎臓病について知っていただく機会を作りたいと思って、2010年から月1回の腎臓病教室を始めました。教室でお話した内容や、腎臓関係のマメ知識をお話できたらいいなと思っています。2018年12月にyahooブログから引っ越ししました。

このページを開いていただいて

ありがとうございますラブラブ

 

あなたの今日が

素敵な一日になりますようにベル

 

 

 

 



 

 

 

 

 

たんぱく質というと、お肉やお魚、大豆類、乳製品ひらめき電球と思いつくあなたは優等生!!

私たちの体も約10万種類ものたんぱく質からできていることをご存知ですか音譜

今日はこの体をつくっているたんぱく質のお話です

 

 

 

 

この大切なたんぱく質は、たった20種類のアミノ酸という物質の並び方が違うことでできています

このうち9種類は『必須アミノ酸』と呼ばれるもので、私たちの体内では作ることができないけど欠かすことのできないアミノ酸なんです

なので、この必須アミノ酸は食べることで体にいれていきます

バランスよく食べること大切っていうのはこの辺からも実感しますねウインク

 

 

 

 

 

 

食べもののたんぱく質は、主に小腸でアミノ酸にまで小さく分解されてから、吸収されます

そのあと血液に乗って体のいたるところにある細胞に渡され、新たなたんぱく質の材料になります

 

 

 

ややこしいでしょうか・・・

つまり

食べたたんぱく質はいったんバラバラに分解されてから、体の中でもう一度合成されるってことです

食べた肉がそのまま筋肉になるんじゃないんですねウインク

 

 

 

 

でも、もしかしたら・・・

『どこどこの筋肉になれ~』とか念じながら食べると、もしかしたらそこでたんぱく質を合成してくれるかもしれませんよラブラブ

私は叶うならお腹の筋肉に変身してほしい・・・えーん

 

 

 

 

 

ここで体の中のたんぱく質はどんなものに合成されているかみてみましょうチュー

 

 

ひらめき電球ケラチン:髪の毛やつめの成分

ひらめき電球コラーゲン:皮膚に強度を与えるたんぱく質

ひらめき電球トリプシン:町長でたんぱく質を分解する消化酵素

ひらめき電球アクチンとミオシン:筋肉内に詰まっているたんぱく質

ひらめき電球ロドプシン:目の奥の網膜にある光を受け取るたんぱく質

ひらめき電球抗体:体に侵入した病原体にくっついて攻撃の目印になる

ひらめき電球ヘモグロビン:酸素を運ぶ赤血球の中で酸素をくっつけたり話したりするたんぱく質

ひらめき電球インスリン:血糖値があがると膵臓の細胞から分泌されるたんぱく質。血糖を下げる働きがある

 

他にも各種内臓や筋肉などもたんぱく質からつくられています

 

 

 

 

 

いかがですかはてなマーク

腎臓病食ではどうしてもたんぱく質制限に目が行きがちですが

減らしすぎも良くないってことが皆さんに伝えられていたら嬉しいですおねがい

私たちの体は私たちが食べたものからできています

バランスよく食べて元気な体をつくっていきたいですねラブラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星日高病院腎臓病教室youtube星

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただいて

ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2010年から毎月腎臓病の教室を行っています

遠方の方から

『参加できないけど内容を知りたい!!

といわれたのがきっかけでブログをはじめましたラブラブ

一つでもお役に立てたらうれしいぞっと思って書いていますキラキラ

読んでいただけたら嬉しいですウシシ