食事療法ができてるかどうすればわかりますか | 腎臓内科医のつぶやき

腎臓内科医のつぶやき

気軽に腎臓病について知っていただく機会を作りたいと思って、2010年から月1回の腎臓病教室を始めました。教室でお話した内容や、腎臓関係のマメ知識をお話できたらいいなと思っています。2018年12月にyahooブログから引っ越ししました。

このページを開いていただいて

ありがとうございますラブラブ

 

あなたの今日が

素敵な一日になりますようにベル

 

 

 

 



 

実際みなさんが行っている食事療法で、体にどれくらい塩分やたんぱく質がはいってそうか、カロリーが足りてそうかを予想する検査はあります

 

 

まる1日尿を溜める検査や、血液検査で、だいたいですが、わかります

 

 

 

 

 

まる1日尿を溜める検査では、食塩摂取量とたんぱく質摂取量が直接推定できます

 

また血液検査では

①たんぱく質摂取量が適切かどうかがわかります

 

 

血清尿素窒素BUN ÷ 血清クレアチニンCr 

 

15~20以上の場合は、たんぱく質の過剰摂取を疑います

15~20以上でも体重が減っているときは、カロリー(エネルギー)が不足していて、自分の筋肉を壊していると考えます

あとは脱水とか、消化管からの出血でも比は上昇します

 

 

血清総蛋白TPとかアルブミンAlbの低下は、たんぱく質を減らしすぎてる可能性も疑いますよ

 

 

 

 

 

 

食事療法はみなさん一人ひとり違います

身長、体重、持病、内服薬・・・・・・

 

また同じ人でもそのときの体調や過ごし方でかわります

 

 

 

 

なので栄養指導は1回受けたからいいや~ではなく、こまめに!!

主治医と栄養士と相談しながら変えていくことが大切ですよラブラブ

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただいて

ありがとうございました!!