昨年から横浜は尾花監督に代わり、何となく強くなるような予感がありました。
本日の日経新聞に、野球評論家の豊田泰光氏の寸評が掲載されていました。
「3年連続で90敗以上の最下位となっっていた横浜が粘り腰を備えてきたようだ。クールに構えていた尾花高夫監督が、感情を表し始めたことと無縁ではないかもしれない。・・・・・以下略」
以前の監督との違いについて、豊田氏は「監督の<熱>のようなものの力を無視できない」と述べている。また、ご自分の選手時代、西鉄ライオンズの監督だった三原脩氏について、次のように述べている。
「失策王なのに1年目から起用された私は監督に恩返ししたい一心だった。『何故豊田を出す』とお客様に瓶や缶を投げつけられながらも使ってくれる監督に報いたい・・・。」
また、「監督と選手の間に通い合うものがあると・・・監督に恥をかかせられないという気持ちでプレーに必死さや粘りがでる」と。
このコメントのように、リーダーにはまず、「熱いもの」=「情熱」が必要。そして、メンバーへの愛情や思いやりなど。また、言動を通じた「信頼感」も重要。
また、昨日(5/11)の対巨人戦の結果の様に、チームリーダー(村田キャプテン)が率先垂範し、結果を出す。
<村田選手のコメント>
2死から三遊間へのゴロで、懸命に走って内野安打で出塁した。『2死からでも点は入ると思ってやっている。勝っても負けても、全力疾走は継続していこうとみんなで話している」と。結果、3安打(内、1本塁打)。
監督と選手、キャプテンと監督、キャプテンと選手、監督とフロント間などに「信頼関係」が構築されているのではないでしょうか?
チームが一丸となると強い。そのためには影響力の強いリーダーのリーダーシップ行動が重要になってくる。