ドラマ『下剋上球児』の舞台は越山高校。地域の人から残念の”ザン高”と呼ばれている。

鈴木亮平さんが演じる南雲脩司黒木華さんが演じる山住香南子と、野球部の生徒達がドラマの中心となる。

 

画像はTBSホームページより引用😌

 

南雲と山住。男女の関係、恋とか愛とかいう物ではなくフランクな関係。性別問わず、人としてのかかわりの感情的な部分がドラマに描かれている。

 

社会でのルール、南雲の教員免許の偽造という法を犯すレベルの行為に対しての山住の見方。

先生としての南雲ではなく人としてどのように生徒や自分、保護者らと向き合い関わってきたかという部分を重視した。そして、その想いは生徒達も同じ。

南雲の事件発覚後これまでお世話になってきたのに、手のひらを返すように南雲を非難する保護者や同僚、周囲の大人達。

それに対して野球部の生徒達と年齢や立場が近い野球部ピッチャー根室のお姉ちゃんは

「この中にも南雲先生にお世話になった人いてるんちゃいますか?!私と弟は、なんやったら南雲先生の助けになりたいと思っています」と想いを打ち明ける。

根室姉弟には親がおらず、船で毎日学校に通いおばあちゃんの入院などで大変な時南雲に支えてもらった場面がドラマで描かれていた。

 

生徒達が始めた南雲先生の事件に対する嘆願書への署名に対しても、学校側は校内でのそのような活動は禁止されていると阻止しようとする。

しかし、山住は先に相談して欲しいと困った顔をしながらも生徒達に共感しその活動を応援していた。

山住は教員免許の偽造に関しても、野球部には南雲先生が必要だ。なんとかして教師に戻れる方法はないだろうかと、南雲の味方となって共に考えてきた。

生徒達も、南雲を野球部に連れ戻そうと一生懸命野球の練習したり、事件後もこれまでと変わりなく南雲を慕ったりする姿が見られた。

この後生徒達は試合に勝ったら野球部に戻ってきて欲しいと言って、約束通り試合に勝つという結果を出して南雲を連れ戻すことにもなった。〈この辺り⇩の回も個人的に好きです〉

 

 

これまでの普通ならば犯罪レベルの罪を犯した人間が学校に戻ってくるなんてあり得ない事だったが、生瀬勝久さん演じる横田先生の校長と犬塚さん(ピッチャーでエースの犬塚翔くんのおじいちゃん)に対する言葉がすごく印象的だった。

「あんたらはいっぺんも失敗したことないんですか?失敗した人の背中いつまでも蹴り続けて楽しいんですか?!!」その言葉に対して楽しくないという校長側。

横田先生「ほんなら今すぐやめてください!!南雲修司は自分の背中を子どもらに見せようと思てるんです!」校長は南雲に越山高校の名誉を回復することを約束として、野球部に戻ることを許可した。

 

野球部の中でもピッチャーの根室くんは越山高校(ザン高)に入る前、過去の野球部仲間との良い思い出があまりないらしく自分に自信のない生徒だった。

南雲は「自分なんかなんていうなよ」などと根室にその都度声をかけて励ます。

根室も「先生にそう言ってもらえるとなんかそんな気がしてきます」と言い少しずつ笑顔を取り戻していく。(この辺りについては、別で詳しく書きます)

 

そして何よりも、ザン高野球部は練習ばかりだとサボる生徒が出てきてしまうが練習試合がすごく多くて休みがなくても明るく試合に挑み続けるたくましさがある生徒が多かった。

生徒達が真っ直ぐに野球を楽しみながら食らいついて試合をする姿は、これまでの人生で何かをあきらめてきた人達にとっての癒しになり応援の声がどんどん大きくなっていった。

 

エースの犬塚翔は高校に入る前から注目を浴びてきたピッチャーだ。犬塚翔はずっと一緒に野球をしてきて野球の名門校に入った生徒達との試合で先発ピッチャーに選ばれず、根室を先発にすると南雲が決めたという出来事があった。

また、キャプテンの椿谷は高校から野球を始めた為自分よりも上手な後輩が野球部にいるということにコンプレックスがある。

そのような生徒らを、同じ野球部員の生徒達は南雲がスターティングメンバーに選んでくれた事を信じようよと励ましお互いに信頼しながら背中を押したり声をかけたりする。

 

この物語に登場する人物、特に生徒達一人ひとりの個性が際立っているのは、一人ひとりが自分の内なる声に耳を傾けしっかりと仲間や先生に真っ直ぐ想いを伝えているからであると思う。

 

下剋上球児史上最高の動画♡✨

ここにドラマの良さが全部詰まっていると言っても過言ではありません🔥

 

 

 

 

それぞれの登場人物については、引き続き番外編で書きます。

 

 

そして、下剋上球児が放送されていた時12月22日冬至のホロスコープの配置とドラマがリンクしていたので振り返ります。

 

 

冬至は、春分まで3ヶ月間流れが続くと言われているので12/22~3/22のちょうど今の時期と重なるので改めてお伝えします。

 

 

『下剋上球児』オフィシャルのあらすじは、こちらからどうぞ!☆⇩

 

 

  • 自分とのコミュニケーション。感覚、生きてきた体でわかるはず。それを研ぎ澄まして進むだけ。最初は怖いけど少しづつやってたら怖かったことが普通になっていく。きっと大丈夫、これまでの自分とは違う景色を見たいのかどうか、今選択の時。人からどう思われるかじゃない、自分の本当に目指す具体的な目標を決めリライブしていく時。
  • 論理的に使う力豊かな感受性を元に行動する力成熟した女性性とは、受容のエネルギーだけではない。その器も大きくなっているけれども叱咤激励しながら、時に怒りを露わにしながらもコミュニケーションをとることをやめない、あきらめない。その怒りの奥深くには愛情があることを、もう多くの人が気づいているのではないだろうか。改めて伝えるとここでいう怒りとは、ただのヒステリックな怒りではない。ストレートな自分の想いという感じの怒りのパワーである。
  • 怒りの根源はこれまで常識とされていたことや多数の意見に流される傾向があることへの怒り。
  • ”どうすることで自分が喜びを感じられるのか”喜び、楽しさ"が伝染して、さらに広がっていく。仲間と共に明るい未来を信じてどうやれば目標に一歩でも近づけるか?結果を出せるか。今の自分の精一杯の力と仲間の力を合わせてさらに目標が実現していく。お互いの信じる力を通して拡大する。それがさらに周りで応援してくれている人々にも伝染していってさらに流れが良い方向に変わる。
  • これまで闇の中だったり辛いことが多かったりした人にこそ、応援されるような時代がやってきている。もうその扉の前まで来ている。後どうするのかは自分次第。どっちを選び、どっちに進むのか。
  • これまでの社会やルールに癒しの力が注ぎ、本当に外すことのできない大切な部分だけが古典的な規律として残った。後は楽しく、頭の良さだけではない本当の知性。体に刻まれている生き方や生き様を伴ったコミュニケーション。これに年齢は全く関係なく、体験してきて培った知性のことである。
  • 前世から持ち越された社会のルールに対しての癒し。
そして最後に。
南雲が教員免許をもってないのに高校教師をしていた事を山住にだけ伝えた。
その時、南雲が「怒らないんですか?」と言うと、「怒る理由が見当たらんのです。」という山住。
 
そんなことを感じるのが風の時代。
水瓶座的だなぁと思ったので、私も携わらせていただいている占星術講座
Satokoさんの最新のブログ記事もどうぞ✨💫