社会派Dr.Naruのブログ

病気で悩む方が少しでも笑顔の時間を増やせるように努めています。

健康な人には病気で悩む人の気持ちはわかりません。

私も小児喘息でやりたい運動の制限があったり、

怪我で入院し手術を受けたこともありました。

患者さんの立場からの医療を目指して…


現在、お年寄りや病気の方には辛い世の中です。

少しでも支えになりたいと思っております。


ちなみに私は17代目の医者で根っからの医者家系…

人々の支えになることが天命だと思っております。

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2025年も終わりを迎えます

昨日で当院も仕事納めとなりました。

かつて病棟を持っていたころは365日24時間喘息発作対応もし、

必要であれば入院を受け入れておりました。

 

そう考えると医療サービスとして充実出来ていないことは

私としても申し訳なく思います。

 

しかし残念なことに有床診療所のスプリンクラー義務付け

これが閉鎖に至った一番の理由でした。

当院を建設した当時はスプリンクラーの義務付けは無く

九州の有床診療所の火災から義務付けられました。

 

当院の建物の規模では簡易的なスプリンクラーでは不十分で

スプリンクラーだけではなく、

放水用のホースも設置しないといけない状況でした。

これでは工事費用が高すぎて病棟閉鎖に至った訳です。

 

その後はコロナ禍もあり

かつて病棟として利用していた場所を発熱外来に利用できましたが

今では完全に空室状態です。

 

そこでそれを埋めるべく考えているのは

そこに耳鼻科を開設するということ。

それも可能であれば副鼻腔炎や鼻中隔湾曲症の日帰り手術が可能な設備です。

 

当院では以前からずっとアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎と

気管支喘息の関連性に着目し治療を行っておりました。

近年やっと世界的にもその傾向になってきました。

 

当院で手術が必要と判断した患者様は全て他の医療機関を紹介していました。

そして多くの患者さんに言われることが、

こちらで出来ないのですか?です。

間違いなくニーズが多いという事です。

 

また当院はB-spot治療(上咽頭擦過療法:EAT)も行っている関係で

多くの声を使う職業の方が来院されておりました。

その中で手術が必要そうな患者さんがいらして手術を依頼しました。

しかし術後に「先生、歌が歌えません…」と相談されました。

その方の画像を確認すると鼻腔、副鼻腔がすっからかんに…

 

私も歌が好きなので「これでは声がすっぽ抜けないですか?」と聞くと

「そうなんです、声が伸びないんです」と…

声を響かせる場所が無くなってしまったのです。

勿論、患者様はプロなので

この方向に声を当てるように歌えば大丈夫かもしれませんと指導し

今は問題なく歌えるようになっています。

 

歌声が変わるから鼻の手術はしないほうが良いという先生もいらっしゃいますが、

逆に手術が必要な方はどうすればよいのか。

私にはその考えがあるので他では受けられないような手術を計画する。

そんなクリニックにしたいと考えていました。

 

可能ならボイスクリニックも併設したいと。

 

そして上気道、下気道を包括的に治療するクリニックにしたいと願っています。

ちなみにここまで徹したクリニックは世界中探しても無いんです。

 

私の経験から分野の異なる医師同士でコミュニケーションをしっかりとって

患者さんにとって最も良い方法を考える。

これが今現在の目標です。

ただ私も内科医で耳鼻科の先生の知り合いは少ないだけに

良い医者探しに苦戦しています。

 

でもこれらの話をすると興味を持って下さる方は多く

多くの方が協力して医者探しを手伝って下さっています。

いずれ志のある医師が見つかると信じています。

 

来年度での実現は難しいのですが、

来年には方向性が定まる事を願って初詣でお祈りしてきます。

 

皆様も良いお年をお迎えください。

B-spot治療と発声について

B-spot治療。

またの名を上咽頭擦過療法と言います。

 

これは慢性上咽頭炎という病気に対して行う治療ですが、

これを受けに多くの声を使う職種の方がいらっしゃいます。

 

なぜこの治療法が発声に良い影響を及ぼすかと言うと、

声を使う職業の方

声楽家、歌手、舞台役者、声優、アナウンサーなどありますが、

全てにおいて大切になります。

 

素人でもカラオケが好きな人は受けた方が良いと思います。

 

大きな声を出す。

もちろん腹式呼吸で声を出すので、

通常の会話での発生とは異なり、

特に歌なら高音域。

舞台やアフレコのセリフのトーンが高い声。

叫び声などの時が重要で、

上咽頭に声をぶつけるように発声します。

 

それが頭蓋骨に響く感じで声が広がるのですが、

声が当たる粘膜部分が腫れていると、

声の反射が悪くなります。

 

やわらかい壁にボールを投げても跳ね返ってこないのですが、

硬い壁に投げれば跳ね返るのと同じです。

 

B-spot治療をやることで、

この腫れた粘膜をそぎ落とし出血させ

そこに良い細胞が集まって腫れのない粘膜を作ることが

声の跳ね返りを改善するんです。

 

だからB-spot治療は痛く出血するようにやらないと意味がないんです。

ちょこちょこっと塩化亜鉛を塗れば良いという治療では駄目なんです。

 

残念ながらボイスクリニックは声帯しか見ないので、

ここもサポートしているところは皆無なので、

当院に治療を受けに来る方が多いのです。

 

鼻と喘息、咳。

鼻と発声。

今後はここまで当院で出来るようになることを夢見ております。

インフルエンザ激増

今日はインフルエンザA型感染症の方が一気に増えていました。

 

恐らくこの日曜日に感染拡大があったのでしょうね…

ワクチン接種も大事ですが、

ワクチンには感染予防効果はそれほどなく

コロナワクチンと同じで重症化予防と思ってください。

 

そして感染してもコロナの治療薬と異なり

インフルエンザの治療薬は効果があるので

早く診断をして早く治療を受けるようにしてください。

 

インフルエンザ治療薬のゴールデンタイムというのがあり

高熱などの症状出現から38時間以内と言われています。

 

迅速検査は発症後間もないと陽性に出ない場合もありますが、

変に待たずにまず検査を受けることをお勧めします。

 

待合室を見ていても

この人インフルエンザかもと分かるくらい

ぐったりしている人が多いです。

 

だから熱や倦怠感が辛くて病院に行かないとなると

診断が遅れて治療開始時期を逃す可能性もあります。

 

そうなると自然治癒を待つしかないので

解熱剤でひたすら耐えるということになります。

 

中野区は何故か感染症の流行が他の区より早い傾向にあるので

これから都内全域に広がっていくと思われますので

感染予防対策をしっかり実施してください。

 

折角コロナで学んだ手洗い、うがい、マスク着用の徹底が必要です。

 

高齢者では死亡するケースもありますし、

お子さんでも異常行動をきたすのはウイルス感染によるものなので

人からうつらない、人にうつさない。

この気持ちを大切にして頂きたいと思います。

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