営業部の片山です。
はやいもので今年ももう年の瀬です。

そんな中、
個人的なお付き合いのあった
作家の藤村いずみさんが
8月15日に亡くなっていた、ということを
つい先日、ご主人からのご連絡で知りました。
享年50歳、まだお若くて、
これからまだまだ作品を作っていかれると思っていたので
驚いてしまいました。

故人の意志で遺体は医科大学に献体され、
医学の発展のために供されたとのこと。
お勤めが終わったら海に散骨してほしい、
という意思をご主人にお伝えされていたとか。

初めてお会いしたのはたぶんもう10年以上前で
それから折に触れてお世話になっていました。
でも実は、36歳で既に病魔に冒されていて、
39歳の時には余命1年の宣告を受けていた、
ということも
ご主人から伺って初めて知りました。

そんな深刻な様子は露ほども見せず、
私のような後輩たちをいつも気にかけて、
叱咤激励してくださっていました。

ご主人と二人三脚で、
何作ものミステリー作品を作りながら、
病気とも闘っていらした。
ご自身の努力とご主人の献身で、
1年、また1年と余命が延びて、
50歳まで生きられたのだ、ということ。

亡くなるにあたって、
それはもう見事なまでにしっかりご準備をされて、
この世を旅立たれていかれた。

旅立たれてなお、
いろいろなことを教えてくださる、
素晴らしい先輩でした。