私は、おもむろに歩きだした

すると透明に張り巡らされ僕の調度腰から上くらいだろうか

白いツブツブのような丸い穴が沢山開いていて

そこから何か音がした

Microphoneだろうか?


Microphoneだろうか?


向こうがわに何か…


男性や女性が何人かいるようにも見える…


その男が何か言いたげだ


耳を傾けてみると

『る…き…ず…』

『る…き…ず…』

僕は、はいなんですか? もう一度言って下さい

『る…き…ず…?』

すると男が

途中でもいいなら考えると

私は、時計を見ると18:33
33分遅いだとか言い出すのだ…


女性が『出直して下さい』


私は、映画館を後にした

再度 降り出しに戻った私を更なる試練が待ち受けることを


このころの私は、まだ知らない…

続く