仮面浪人を公言している人はほとんどいないと思います。
その理由は大学での人間関係を良好に保つためだと思うのですが、もっと広い視点で見て、社会にとって仮面浪人行為は迷惑行為なのでしょうか?
国公立大学は税金で運営されているので、仮面浪人成功時に途中で退学することは教育コストの回収という意味で問題がありそうに思われています。(私大に関しては、ちょっとわかりません)
しかし大学でお金がかかっているのは主に教員・職員への人件費と、施設費になるので、実は学生数の増減は、運営コストにはあまり影響していないはずです。
もちろん学部が消滅するほどの学生数の減少は問題でしょうが、学生数が100人から90人に減ったとしても全体の教育コストは全く変わらないでしょう。
授業料収入の減少も、国公立大学の収入構造全体から見たら微々たるものなはずです。
となると問題は仮面浪人する人が入学することで、不合格になった受験生がいることでしょうか。
これは予想ですが仮面浪人するつもりの人は、その大学にとっては成績上位層です。逆に受験時に不合格だった人たちは、入学しても成績最下位層である可能性が高いです。どちらが大学の「知のレベル」に貢献するかは、言うまでもありません。
仮面浪人生であることを公言し、所属する大学への不平・不満を吐き出すようですと周囲への悪影響があるでしょうが、そのような可能性は無いと思います。そもそも、普通の学生も大学への不平・不満は持っているはずですし。。。
ひっそりと仮面浪人して上位の大学・学部へ行く人たちを見送る在学生や教員は不快な気持ちになるかも知れませんが、なんら迷惑は被っていないはずなので、去る者追わずの精神でいていただきたいです。
まとめると、仮面浪人行為は税金を負担して頂いている国民(市民・県民)にも、大学にも迷惑をかけておりません。迷惑をかけているのは、余計な経済的負担と精神的負担を背負わせることになる「親」だけです。
「親」に感謝をしつつ、ひっそりと仮面浪人することには負い目を感じる必要はないと思います。