ブログを始めて日が浅いからなのですが、「特定するぞ」と脅迫する輩がいることを最近初めて知りました。
「個人を特定する」ということが脅迫として成り立つのは、ネット世界特有のことなのかもしれません。
私は書く内容が内容なので、当初より匿名を貫くつもりでブログを始めました。
もとより芸能人やビジネス目的のブログを除けば匿名ブロガーの方がはるかに多いはずです。
「特定」を「ブログと本名とを結び付けられ、広く公開されること」と定義します。
私たち匿名ブロガーは、特定されるとどうなってしまうのでしょうか?
不特定多数の人に一方的に存在を知られてしまう
私たちは本来、新しい人間関係を作ることには極めて慎重です。
血縁・地縁をスタートとして、学校・趣味・仕事といった共通点を介して少しずつ人間関係を広げていきます。ときには親密な関係になるでしょうし、逆に険悪な関係になることもあるでしょう。いずれにしても、何らかの共通点から始まった関係である以上、相手が全く理解しがたい人間像ということはないはずです。
芸能人や政治家のように、有名になること自体が職業として必須である場合は例外です。一人に対して、数百〜数万人以上の一方的な人間関係を構築することになります。この人数になると、存在比としては1%未満である「狂人=理解の範囲外の行動をとる人間」と関係を持つ可能性があります。「狂人」による「事故」を防ぐために、これらの職業ではセキュリティに関して極めて敏感になっているはずです。
私のブログですら、1日100人以上の訪問者がいます。
「特定」されたとき、私たちは「狂人」への対策はできるでしょうか。
そもそも、本名でブログを書いている一般の方達は対策しているのでしょうか。
身近な人に思考・思想を知られてしまう
匿名ブログには秘密の計画や思考・思想が書かれていることが多いです。
昔なら日記に書いて、決して読まれないようにしていたような内容だと思います。
秘密の計画(私の場合なら「仮面浪人」)に関しては、たとえ暴露されたとしても、確固たる信念があれば実行できるかもしれません。
しかし、秘密にしていた思考(私の場合なら「仮面浪人に至ったモヤモヤ」)や思想に関しては、既存の人間関係が崩壊する危険性があります。私の場合は、同級生・教員との関係は修復不能になるでしょう。家族・親戚に対する不満を述べているブログに関しては言うまでもありません。ネット上での思想が知られると人間性が疑われる場合もありえます(特に差別的と批判されるような内容)。
まとめると、私たち匿名ブロガーは「特定」されると身の安全が脅かされ、既存の人間関係が崩壊する危険性があります。
果たして匿名ブログを続けることが、そのリスクに見合っているのか一旦考える必要があるかも知れません。