人生と創造の会オリノです。

 

前回は磁石のことから話を広げて、私たちの日常を実体化させている

物理法則が本当にあるのか?

ということを考えてきました。

普通に物理の法則を学ぶことは多くの人がしてきたことですが、

ではその法則自体が目に見えず質量もないのに本当にあるのか?

ということは哲学的思考が必要になってきます。

さらに物理法則が本当に在るとするなら、私たちの日常の光景は

法則に従って現れた現象ということです。

つまりそれは、目に見え質量をもつものは、目に見えず質量のないものに

従属・支配・統制・制御されているという事実が見えてきます。

ではそれらの物理法則、この宇宙を創り出した理念のようなものは、

いったいいつから在ったのでしょうか?

地球の人間が気づくはるか以前から、遅くともビッグバン開始時には

それら宇宙の法則とでも呼ぶべき諸法則が存在し、機能していたからこそ、

今在る宇宙が形成され、私たちが存在できているのです。

そうならば宇宙の法則とでも呼ぶべき諸法則はどこから、どのように

やってきたのでしょうか?

というのが前回の振り返りです。

 

読者の中には、人間の霊とはなにか?ということを知りたいのに、

なんで宇宙論なんかやっているのか?と思われる方もいるでしょうが、

最初に言ったようになるべく丁寧に説明しようとすると、どうしても遠回りを

しているような感じになってしまいます。

もう少しお付き合いください。

 

~究極的な二者択一(真理への分かれ道)~

ここで問題です。
 
オーストラリアの首都はどっち?
A シドニー
B キャンベラ
 
答えはBキャンベラです。
 
こんなクイズ形式を二択問題といいますね。
回答する側は二つの選択肢から正解を選ぶわけです。
当然どちらかが正解でなくては成立しません。
必ずどちらかが正解だという大前提があります。
けれど、どちらも正解にしてはだめです。
答えがわからなくてもどっちか選べば二分の一で当たるのですから、
答えに自信がないので辞退するという人はいないでしょう。
でもそんなに誠実で謙虚な人なら友達になりたいと思います。
 
しかし、偶にあるのですがクイズを作る側がうっかり者でこんな問題を
作ったらどうでしょう。
 
オーストラリアの首都はどっち?
A シドニー
B メルボルン
 
まず、オーストラリアの首都について考えたこともないし、興味もなかったなら、
知識と記憶をたどって答えやヒントになるものがないか頭をグルグルさせたり、気
分や直感で決めるでしょう。
 
次に、オーストラリアの首都はAのシドニーだという思い込みや先入観があるなら、
自信をもってAシドニーと答えることになります。
オーストラリアの話が出ればシドニーという名前も出てきます。
オリンピックを2000年に開催してますし、オペラハウスとかいう物凄くモダンで
有名な建築物があるのですから勘違いしてもおかしくないですね。
Bメルボルンと思い込んでいても同じことです。
 
では、オーストラリアの首都はキャンベラだと知っていたらどうでしょう?
しかも出題者が、こんなの知ってて当たり前だと言わんばかりに、
威厳に満ちたドヤ顔で解答を迫ってきたらどう感じます?
余程の自信家で直情的な人なら、即座にその問題はおかしいと
抗議できるでしょうが、そんな人は滅多にいません。
ほとんどの人は、自分の知識・情報が正確だと思っていても念のため
再確認することになります。
自分はオーストラリアの首都がキャンベラだという知識・情報をもっているが、
それが誤認や勘違いや思い込みではなく、事実と相違ないことを確認します。
しかし、二つの選択肢にキャンベラは無いのでこの二択問題は不成立です。
ではこのような状況に至った原因を推測すると、
 
①自分がまだ思い込みや勘違いをしている。
②相手が間違った知識から問題を作った。
③相手が出題の際に言い間違えや言葉を欠落した。
④相手が最初から冗談や悪ふざけのつもりだった。
⑤自分が気づかぬうちにオーストリアの首都がシドニーかメルボルンである
並行世界(パラレルワールド)に移行してしまった。
⑥自分が幻覚・白昼夢を見ている。
といったことが考えられるが、たいがいは①②③で④がわずかに残る感じだろう。
本当はこう言ったのを聞き違えた、もしくは言い違えたかもしれないからだ。
 
オーストラリアの首都はどっち(に近い)?(欠落)
A シドニー
B メルボルン
 
オーストアの首都はどっち?(言い間違い・勘違い)
A シドニー
B ウイーン
 
⑤⑥は冗談としては好いが、余程のことがない限り真顔で口外しないほうがいい。
 
いずれにせよ、たかが二択問題でも設問と選択肢の設定をしっかりしないと、
仲間内のクイズ遊びなら笑い話で済みますが、賞金の出るクイズ番組や
入試問題でこんなことがあったら大変です。
BPOの審査を受けたり、訴訟を起こされたり、文部大臣が陳謝することに
なります。
正解することも大事ですが、どう出題するか、どのように問うかも重要です。
 
それでは本題にいきましょう。
私も二択問題を出しましょう。
 
問題 
「物理法則などの諸法則」は実在するか?
 
A実在する
B実在しない
 
Aと思う方は次へ
 
問題
ではなぜ「物理法則などの諸法則」が実在することになったか?
 
A必然
B偶然
 
とてもシンプルな二択ですね。
選択肢もAならばBではなく、AでないならばBである、という
形式になってます。
しかし、シンプルだからと言ってバカにはできません。
なぜならAかBのどちらかが真理だからです。
また、読者な中には「物理法則」ではなくて「宇宙」でよいのでは?
と思われる方もいるでしょうが、それならば「物理法則」が働いて
今ある宇宙ができたという説明になります。
目に見え質量のある物質宇宙より、目に見えず質量のない法則のほうが
上位にあるのですから、「物理法則」はどこから来たのかを問うほうが
一つ上の階層にある問いなのです。
 
ということで「究極の二択」を考えていきましょう。
特にここでいう必然・偶然とは何を意味するのでしょうか。
ではまた次回に。