人生と創造の会オリノです。
続きです。
仮想宗教者B 「あなたの言うことはわかります。
あなたが厳しい言葉でキリスト教を批判するのも、単に論理的でない
とか、聖書に書かれている奇跡が非現実的だとかではなく、神の裁き
が人間の側から見れば残酷であり、ある意味では理不尽だと思って
いますね。
同じ人間が地獄に投げ入れられることに悲しみと憤りを感じて
いるのでしょう。
あなたは言葉はきついが心根はとても優しい方だとわかります。
しかし、あなたは人間の知恵しか持っていません。
しかもそれは堕落したものであり、誤りやすいものです。
人間がいくら知恵を絞りだしても、善いもの、完全なるものは
創り出せないのです。
だから人の世から悪は無くならないのです。
堕落し罪を負った人間には自力救済は不可能なのです。
世界を悪から救いたいのに出来ないのです。
自分がそのような人間であり、無力な存在だということを
自覚したならもっと謙虚になれるはずです。
無力で小さきもの、それが人間です。
そのような人間が悪の苦しみから逃れ、幸福になるためには
創り主である神とイエス・キリストを頼りにするしか道は無いのです。
主イエスを通じて神と和解し、救われるしかないのです。
あなたができる最高のことは、あなたが救われることです。
こうして神と主イエスに巡り会ったのは恵みなのですから、
どうかよく考えてください。」
仮想哲学者A 「う~ん、今の話は良かったよ。
さすが現役バリバリの牧師さんだ。
何も知らない人ならコロッといっちゃうだろうね。(笑)
しっかりとした考えの持ち主でも反論することがためらわれるような
見事な説教でした。
感情、特に罪責感と無力感に働きかけて不安を煽り立て、
そこに救いという神・絶対者の約束を得れば安心だと吹き込むのだね。
神の傘下に入れば、自分は正しき者、善き者、誠実な者、
神の僕だという自己肯定感と存在理由と安心感が手に入るわけだ。
それらは宗教の持つ強力な武器であり、危険性でもあるね。
つまり薬にもなれば毒にもなるものだ。
人生に絶望した者に慰めと生きる希望も与えるが、自爆テロを起こして
人を殺しもするのだ。
人間性の育成・回復にもなるが、狂信的・盲目的になり人間性の
喪失にも至ることを世間も理解し始めたのは良いことだ。」
仮想宗教者B 「一部の過激な原理主義者と我々の信仰を混同してもらっては
困りますね。(怒)」
仮想哲学者A 「はあ?どの口がそんなこといってるのかな?
尊い救い主が磔にされてるのを指をくわえて見ていただけの連中
が、自分の不甲斐なさを棚に上げて贖罪だ、奇跡だ、福音だと
都合よく言っているだけじゃないのか?」
仮想宗教者B 「そんなことはありません!(怒)お前が無知なだけだ!
十二使徒のその後も知らずによくそんな悪態をつけますね!(怒)」
仮想哲学者A 「おうおう言ってくれるね~。
じゃあ十字軍は何だ?どこの狂信者の仕業だ?
異端尋問はどうだ?魔女裁判は?贖宥状は?
ニュースになる小児性愛事件は?」
オリノ 「まあまあ二人とも落ち着いて。 話を元に戻しますよ。」
二人 「おっ、いかんいかん 。」
オリノ 「変な時に双子らしさが出ますね。それともネタですか?」
次回に続く