人生と創造の会オリノです。

 

人間の本質は霊であり、人間として地上に現れた霊である。

人間を含めた大小様々な生命体も、物質的領域・宇宙に現れた【創造】・霊であり、単なる物質も【創造】の霊・意識のエネルギーが凝縮・変化したものである。

 

この地球上にも数多くの動物・昆虫・植物・菌類が生息している。

それらの生命は例外なく【創造】の定めた法則・掟、自然の摂理・法則に従い、調和して生きている。

自然の中での全ての生物の活動は、各個体・種の維持・存続だけでなく、他種の命を支え、物質を分解・合成することで自然の物質循環を担っている。

無数の命が調和し、一体となることで自然を形成し、自然を一つの生命として成り立たせている。

自然も進化・発達・高度化する存在であり、かつては草木一本もなかった地球の表面に定着し、進化につれて新たな種類の生命を多様に生み出し、養ってきた。

万物の霊長を自称する人間も自然が生み出した生命のひとつであるが、その意識と知性は他の動物を大きく上回る。

動物は自然の法則を破り、個体数を急速に増やすと、たちまち自然による調節(天敵の増加・病気・飢餓等)を受けて許容される個体数に戻される。

だが人間は、特に人口が急増した産業革命以降、自然による調節(疫病・飢餓・戦争・自然災害等)への対抗手段・予防手段・復興手段を考え出し、対抗してきた。

人間はその意識・知性によって、自然・【創造】の法則・掟を意図的に破ることができる特殊な(良くも悪くも)生命体である。

その結果、人口は爆発的に増え、増えた分以上に自然は踏みにじられ、損なわれた。

他の生物は自然の循環を阻害せず、自然の発達を促すが、同じ自然から生まれた人間は無分別であり、身勝手な理由で破壊する。

人間は自ら蒔いた愚かさを、自ら刈り取ることになるだろう。

人口過剰の問題は(急を要する事態なのだが)また後日にして、話を進めます。

 

では、人間と動物は、なぜこのように違うのか?

進化論の説明は、定説として語られているが、それは経過・結果を述べているのであって、原因ではない。

 

原因は、物質的・肉体的生命体の本質である霊が異なるからだ。

 

人間が高度な意識を持ち、優れた知性を発揮できるのは、最高級の霊を本質とするからである。

では、その最高級とはどういうことか?

最高最大の霊は【創造】である。

唯一【創造】だけがもつ、創造性・全能性・完全性を人間の霊も備えている。

しかし、それは進化の最高段階に達したならば、そうなるということだ。

それゆえに、人間の霊はこう呼ばれる。

 

【創造】のかけら・【創造】の小片

 

それは、とても小さな、微細な、【創造】のミニチュアといえる。

その【創造】のかけらが地上に現れるために創られた、進化した器が人間の肉体なのだ。

人間は、その中に最も偉大なものを宿している。

その偉大なものこそ、あなたの本質であり、正体である。

 

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