人生と”創造”の会オリノです。

 

前回、ようやく【創造】について書くことが出来ました。

会の名称にある「創造」は何かを創ることではなく、【創造】のことなのです。

そして今回は「人間」についてです。

 

太古の宇宙に最初の人種が発生することになったが、もちろんそれも【創造】の理念と活動がもたらしたものだ。

「人間」という重要な役割を担う生命体を出現させる環境が、物質的領域・宇宙の中に整ったからだ。

その後広大で深淵な宇宙のあちこちに、人間が誕生してきた。

現在の地球人が直面しているような、文明の転換期・自己破壊の危機を乗り越えた人間種は、宇宙の探索に出かけたに違いない。

また、そうはならずに消滅したもの、一から再出発を余儀なくされた人間種もあったに違いない。

 

人間とは何か?

その謎を解くために様々な研究が行われ、その成果として人間の肉体部分の仕組みや働きの解明は進んだが、肝心の本質である霊的部分は未だ手付かずのままである。

まずは本質である霊とは何かを、出来る範囲で説明してみよう。

 

人間の本質・核心が霊であるように、この物質的領域・宇宙も本質・核心は【創造】であり、【創造】は巨大な霊である。

この物質的領域・宇宙と【創造】の関係は、人間の肉体と本質・霊の関係と同じことが分かる。

つまり物質的領域・宇宙が【創造】の物質的存在形態であり、人間の肉体は霊の物質的存在形態といえる。

また人間の肉体が宇宙の一部であるように、人間の霊も【創造】の一部である。

人間は霊が物質的領域・宇宙に実体化した生命であり、その生命・活動は霊によって成り立つものだ。

 

真の意味で人間の生命とは霊である。

霊は創造であり、不滅の存在である。

肉体の衣を取り去れば、肉体の目には見えなくても、真の命である霊が存在する。

 

次回更新 自分が何者か知る第16日目 「人間と動物の違い」