PとMK(Pと後輩のミートソース) | GIN@V6〜since20xx〜

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You've got the best choice!!



「けーん…」

後ろから抱きついて
井ノ原さんお気に入りの腹筋の前で
手を組む


「まーだーかーよぉー」

「まだだよー」


肩にアゴ乗せて、健の手元を覗いて


「なー、腹減ったー」

「んー」


ちょっと味見しようとして、伸ばした手をペシっと叩かれて


「我慢出来ねぇから、これ食っちゃおうかなー」

「えー?」


ハムッと耳朶を唇で噛んで、舐めて
もぐもぐする


「っんー…やめろって…」


くすぐったいって竦めた肩と頭に挟まれて


「じゃあこっち」


首の付け根にチューって吸い付いた


「もぉー…大人でお利口さんじゃなかったのかよー」


「誰それ?新しい彼氏か?」


「ふふっ、ゴメンゴメン。それ、元カレだった」


「昔の男の話すんなよ。妬けるだろ」


首の反対側にも吸い付いて痕をつける


「ふふ…お子ちゃまな今カレ振って、もっと大人な人にしようかなぁ」


…んな事言ったってさー
時間かかり過ぎなんだよ



後輩が調理実習で作ったって持って来てくれたミートソース

すげー美味かったからって、わざわざレシピ教わって、俺んちで作ってくれるのは嬉しいけど


来てからずーっと台所で立ちっぱで
俺はひとり放置プレイ



実際、そんなに腹が減ってる訳じゃないけど、真面目な顔して台所に立ってるの見てたらさ…ちょっかい出したくなるだろ



「もういいよ。いい匂いしてるしー」


早く食おうぜ
食って、お前は俺に食われろ


「もうちょい煮込んだ方がいいの」


……


「あ、そーだ」

何か思い出したフリしたら

「ん?」

って少し振り向いたから

すかさず唇を捕まえて
逃げられないよう深く口づけて、舌を割り込ませた

健がキスに応えて舌を絡めてくる

吸い上げて俺の中でまた絡めて

腰をグッと引き寄せて、健の後ろに俺を押し付けた


なのに鍋から手離さねぇって…


腰に回してた両腕を上と下に移動して

片手で服の上から胸の突起擦って、逆の手で少し敏感になってきてる脚の間を強く撫で上げる



健の体がピクッと反応して

「…っん…っ…」

小さく甘く吐息が漏れる
手の動きは止めずに、唇を離した



「それ、煮込むんだろ?時間かかんじゃねーの?」


その時間、有効活用しようぜ


「ん…でも…かき混ぜないと…焦げちゃうかも」


声のトーンがさっきと変わって、吐息と色気が混じって俺を煽る


「弱火にしとけば大丈夫だろ」


腕の中で向きを変えて、首に腕を回してきた健に代わってコンロの火を弱めた


そのまま台所に寝そべる

床に腕が触れて、ヒンヤリ気持ちいい


でも、せっかく熱くなった健の身体が冷めてしまわないように



こっちは強火で掻き混ぜて



焦がしちゃうかもしんねぇけど


いいよな?