先日、ネットの記事を読んでいて

「やっぱり!」

今までにも何度も同じことを思った言葉が頭に浮かんだ。

 

事業を成功し、誰もが知る有る女性の「回顧録」だ。

幼少の頃、極貧で筆舌し難い暮らしのうえ、耐えがたい

いじめに苦しんだそうだ。

然し彼女はめげなかった。それどころか

「クソッ、見とれ!」

心に深く刻み込み、その後幾多の苦難も乗り越え

今があるとのこと。

 

このような話に出会うといつも私は複雑な気持ちになる。

「私も自慢するほどでもないかもしれないが、幼少期から

かなりの苦労を経験してきたと思っている。しかし、

成功していない。『成功』には色々あるにしても

自身が思うに、成功していない。

「何故だろう?」と、思うのだ。

 

確かに苦労した者がみんな成功するわけではないが

「ヨシッ、俺も頑張って・・・」

と、挑んできたのは間違いない。

 

世間では

「失敗には理由があるが、成功にはそれがない」

と謂われるが、ほんとにそうだろうか。

私は「成功にも理由がある」と思っている。

いや、そう思いたいのだ。

 

「頑張って、頑張って・・・」

それでも成功を掴めないのは、何かが足らないのだ。

と思うようにしている。

 

只それが「何か」は、一つには決めつけられないと思う。

只、私が思いつくのは

「決意が甘い」だ。

 

「アレッ?」

これって、「失敗の理由じゃん!」

 

気がつきました。

「成功と失敗は裏返し」