先週、岩見沢のねぶた祭を見物した帰りに宿泊した札幌のゲストハウスにて、

4人部屋に3人、赤の他人が就寝している、ゲストハウスではありふれたその状況下で事件は起こった(らしい)。

 

深夜3時半頃、男性の怒号で目を覚ました、ような夢うつつのような中で状況を察するに、

自分以外の二人の宿泊者がトラブルになっているらしいことがわかる。

 

ゲストハウスではこういうトラブルが稀にあるのはわかっているし、沖縄のゲストハウスでは喧嘩の仲裁を買って出た経験もある。

けど今回は深夜なのでパス。自分は寝たふりを決め込んだ。

 

そうこうしてるうちに二人のうち一人が追い出されて出て行ったようだ。

ここでやっと自分は目を覚ましたふうを装って残った一人に事情を聞いた。それによると、

 

寝ていたところをパンツを脱がされて写真を撮られたらしい。

 

追い出された加害者は自衛隊風のあばれる君みたいな坊主頭の20代くらい(もちろん男性)。

追い出した被害者は旅行会社勤務の40代ー50代でいびきがうるさい布施明風(もちろん男性)。

 

被害者には110番を勧めたものの、めんどくさいのと、加害者を逃がしてしまった後なので断念してしまった。

その後、連絡を受けたゲストハウスオーナーがやってきて事情を説明し出したのでこちらも眠れず、

他にも女装した50代くらいの常連客(これも男性、オエ)がよく宿泊している話や、

件のあばれる君が他の宿泊客にマッサージを勧めていたというエピソードが聞けたりなんかして、

真性ホモによる慢性クライシスの実態を否応なく感じさせられた次第。オエ。

 

じんたろうのホモ嫌いエピソードを語るとざっくり40年分くらいの一大叙事詩になるのでここではやらないけど、

LGBTQとか差別とか被差別で粉飾された犯罪の芽を摘むために、まずは110番する習慣を誰もが身に着けて欲しいとは思う。

白黒つけるのはそれからでもいいんだし、昨年の札幌首狩り事件(すすきのホテル殺人事件)も発端はそうしたあいまいさの許容にあったように思う。

 

なにより次に自分が被害者になるかもしれないリスクを思うと生きるのがツライ。

 

 

SNSってのはこういう嘘松っぽい話を盛りに盛って書き込む場である、っていうのが一般的な認識なのかも知れないけど、

現実に被害者と加害者がいるような話を脚色して吹聴することはやめたほうがいい。その炎上は社会の分断を生むから。

 

ただそのいっぽう、隠したり見ないふりをするべきではない、という新しいコンセンサスが得られた昨今の風潮は、

21世紀の偉大な成果であったと思えてならない。

 

あと、岩見沢のねぶた祭は死ぬほどつまらなかったです。