ニセコ連峰の一角・イワオヌプリに登ったのが9月30日。
五色温泉の登山口付近から森林限界まではほぼ全域で紅葉のピーク。
往復ベースタイム3時間弱ほどの気軽な山だけど、それなりの傾斜やザレ場もあって危なっかしい。
火口はふさがってるけど現在も活火山で、昔は硫黄を採取した「イワオヌプリ(硫黄山)」と呼ばれたそうな。
お向かいのニセコアンヌプリには2011年に登っています。
あらためて11年前の自分のブログを見ると、今以上にやさぐれていたことがわかっておもしろい。
旅先で嫌な気持ちになることは今でもないではないけど、それをストレートに書く馬鹿正直さからは卒業できたはず。
火口を1周してきたので歩数多めで約4時間の行程。
登山者も少なく(すれ違ったのは10人くらい)紅葉も綺麗ないい山でした。
赤岳や黒岳(大雪山)の激混み登山道は嫌だけど、人が誰もいない山だと熊害や遭難のリスクもあったりしてそれはそれでおっかない。
ほどよく孤独になれる空間が欲しいけど難しい。
ニセコは温泉も豊富だけど今回は移動を優先して午後からは神仙沼へ。
こちらは木道を歩くだけなので楽ちん。
初めて訪れたけど紅葉はいまいち。
大雪山高原温泉やオンネトーや阿寒湖もそうだけど、平地の紅葉って縦の広がりに乏しくて退屈に感じてしまう。
ついでがあればいいけど、わざわざ見に来るもんでもないと思う。
・・・ってことを、わざわざ書かなくてもいいはずなんだけど。
水は、きれいでした。
俺の心は、きれいじゃないなあ。