自粛のほとぼりが冷めた頃合いを見計らって桜の写真。
常から桜には魚眼レンズが似合うと思っていて、ようやくそれらしいレンズを入手できたので桜初撮り。
ちなみにコンバージョンレンズRAYNOXのDCR-FE180PROです↓
パナソニックのLUMIX G 14mm/F2.5にステップアップリングをかませて装着
いわゆるコンバージョンレンズの性能はマスターレンズやセンサーサイズとの相性に左右されがちですが、
この14mm(換算28mm)はまさにベストマッチと言えそう。
インナーフォーカスでフィルター枠が回転しない仕様は必須だし、
レンズ自体が600kg超のヘビー級だからズームレンズでは扱いにくく、案外選択肢は少なかったりする。
持ち運ぶ時にはDCR-FE180PRO本体を鷲掴みにするようにしないとフィルター枠やマウント部が破損しかねないのでカメラも軽いほうが良いと思う。
旭川市常盤公園頓宮前のしだれ桜
風景写真家の中には「フィッシュアイレンズは基本パンフォーカスだからAFは不要!」みたいに言う人が多いけど、
自分はこんなふうに最短撮影距離から遠景まできっちりピントの合った写真を撮ることが多いのでAFはわりと必須です。
以前購入したオプテカの6.5mm f/3.5(AFなし)では距離目盛を見ながらめくら撃ちするしかなかったので。
右がオプテカ6.5mm f/3.5
↓こんな写真なら撮れるんだけど
CANON EOS KISS F + オプテカ6.5mm f/3.5で撮影
そもそも魚眼レンズ自体使っている人が少ないのでたぶん、
習うより慣れたほうがおもしろい使い方ができそうな気もする。
だいたいの作例がビル街の夜景とかジャンボジェットの離着陸とか動物の鼻デカ写真とか星空とかだったりする裾野の極端に狭い世界ではあるのだから。
アートフィルターモード「ポップ」
使っているうちに気づくこともあって、
例えばこれ↑みたいにアートフィルターモードにしてると14mmの場合ほぼ確実に絞り解放に(カメラ側で)設定されてしまうので、中途半端に背景のボケた生煮え魚眼写真になってしまったりもする。
せめてF8くらいまで絞ってくれればいいのに・・・
アートフィルターモード「インプレッシブアート」
まだまだ試行錯誤の最中だけど今後も写真を載せていくために新たに「撮影機材」のテーマカテゴリを設定しました。
これからも北海道らしい、自分らしい魚眼写真を追求していきたいなっ!
岐登牛山のお城
(2021年5月追記)
DCR-FE180PRO
画質・・・・・・・・☆☆☆☆
扱いやすさ・・・☆☆☆
入手しやすさ・・☆☆