ギャンブラー! | ごろつき中年ニートの怒りと弱音の日々

ごろつき中年ニートの怒りと弱音の日々

新宿歌舞伎町でホスト、ソープ、ポン引き、ボッタクリ、取立て屋、カジノ等の職につき、

一時はカジノ、麻雀荘、喫茶店等を経営していた男の、落ちぶれニート生活!!

ここ最近、天気の悪い日が続いた。


私は雨が降っていると、一歩も外に出ない。


あまりに暇な時は、コタツからポリンキーを引きずり出して
保健所職員VS野犬ごっこをしたりする。


もちろん私が野犬役だ。


布団に潜った私は叫ぶ。


「僕は野犬じゃ無いよ~!飼い主の名前は美香っていうんだよ~」


「だったら、鑑札見せてみろよ!」


ポリンキーはそう言いながら、(たぶん…)前足で布団を懸命に

掘って、中に入って来ようとする。


追い詰められた私は保健所職員に賄賂(砂肝ジャーキー)を渡す。


賄賂を受け取った保健所職員は誰にも取られぬよう

部屋の隅でそれを食べる。


こうして、私の目前の危機は去ったのであった。


ハーくだらん!


この姿を親に見せて、泣くかどうかを試したい。o(^-^)oワクワク


本題に入ろう!


コメント欄で


「パチスロやパチンコ等、博打だけで生きていく
事は可能でしょうか?」


という質問をいただいた。


それに対する私の答えは、パチンコやパチスロで食うのは

不可能に近いが、博打一本で、何十年も食っている人間は

そこそこ居る。


となる。


もちろん、テラ銭を取っている者のことを書いても意味が

無いので、そこそこ居ると書いたのは純粋に博打の張り

だけで、食っている連中のことだ。


そんな、プロギャンブラー達には共通点がある。


彼らは勝ち負けに関わらず、いつも平常心を保ち
事務的にプレイする。


そして、得意種目しかやらない。


ポーカーのプロは競馬をやらないし
野球賭博のプロは麻雀をやらない。


付き合いで、嫌々、専門外の博打を打つことがあっても

勝つ気も全く無くて、ある程度負けたらすっと席を立つ。


私の知人に競艇のプロが居た。


彼は日本中で開催される競艇には見向きもせずに
常に関東のとある競艇場、そこだけで勝負をしていた。


彼曰く、その競艇場以外では勝てないそうだ。


二十年ほど勝ち続けた彼はその競艇場で

伝説の人になった。


そんな彼だったが、ある時バカラに手を出してしまった。


バカラにはまり、借金を作って、そこら中に不義理をして

結局、本業である競艇場にも、顔を出せなくなってしまった。


彼は競艇のプロではあったが、ギャンブルのプロでは
無かったということだ。


ギャンブルで勝てっこないというのは迷信だ。


昔は日本のアングラカジノにもルーレットやブラックジャック

を置いている店がたくさんあった。


ルーレットのプロが生まれ、彼らが欲張り過ぎた

ために日本のカジノから、ルーレットが消えた。


そしてブラックジャックも、必勝法が本として発売され

やはり日本のカジノから姿を消した。


その頃私が経営していたカジノにも両方置いていたが

赤字続きで仕方無く両方とも撤去した。


必勝法があるなら、何故ラスベガスのカジノには未だに
ブラックジャックがあるのか?と言う人に答えよう。


ブラックジャックの必勝法は単なる確立論で

本来、イカサマでもルール違反でも無い。


ただ、確立論とは言っても、その勝率は100%で

ベガスのカジノはその必勝法を使うことを禁じた。


これは、たとえ公正なやり方であっても、とにかく

ブラックジャックで勝つことを禁ずる!

と言っているのと同じだ。


カジノ側はブラックジャックを廃止することも

当然考えたはずだ。


上手な人はお断り!ではギャンブル場とは言えず

カジノのイメージダウンになるからだ。


しかし、ベガスのカジノには世界中から観光客が来るし

日本のアングラカジノとは違ってライセンスを持っている

だけに強気だった。


ベガスのカジノは強い者は出入り禁止にして、下手くそな観光客

だけを相手にすれば良いという結論に達したのだ。


先人達はまさか、ブラックジャックやバカラに必勝法が

出現するなどとは夢にも思わなかっただろう。


ギャンブルで勝てるわけが無い!


そう思いながら死んで行ったはずだ。


私はほとんどのギャンブルに必勝法があると思っている。


その必勝法が世に広まった時にそのギャンブルは

消えて無くなるだけだ。


五十年後には現在あるギャンブルは全て無くなっていて

新しいギャンブルが生まれているかも知れない。


私は冒頭で


「博打だけで生きていく
事は可能でしょうか?」


という質問に対して


「博打一本で、何十年も食っている人間はそこそこ居る」


と抽象的な答え方をしているが、それには理由がある。


必勝法=食っていける


とは、ならないからだ。


麻雀やポーカーで、どんなに強くても、相手をしてくれる者が

居なければどうしようも無いし、バカラの必勝法を会得しても

全ての店を出入り禁止になってしまっては宝の持ち腐れだ。


本物のプロ達はそうならないための努力を惜しまない。


対戦相手や店側にも勝つチャンスがあると思わせる

ために、わざと負ける日を作るのは常識だ。


そして、バカラのプロはカジノに行く時に百万円くらい

負ける友達を連れて行ったりする。


自分が五十万勝っても、連れが百万負ければ

断られる心配が無いからだ。


その努力を怠った者は日本のカジノを出入り禁止に

なり、最近海外に進出し始めている。


要するに博打で食っていくには技術はもちろんのこと

冷静さや社交性、洞察力等あらゆる能力を兼ね備えた

パーフェクトな者で無ければ無理だということだ。


そんな、スーパーマンは滅多に居ないから


博打だけで生きていく事が可能かどうか?


という質問者に対して私は


ギャンブルで勝てるわけが無いという迷信を信じて

生きなさい。


と言いたい。


次回


パチンコ、パチスロでは何故勝てないか?


に続く…・・・


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