ハローワーク&カジノ摘発! | ごろつき中年ニートの怒りと弱音の日々

ごろつき中年ニートの怒りと弱音の日々

新宿歌舞伎町でホスト、ソープ、ポン引き、ボッタクリ、取立て屋、カジノ等の職につき、

一時はカジノ、麻雀荘、喫茶店等を経営していた男の、落ちぶれニート生活!!

先週、生まれて初めて、ハローワークに行った私は
そのあまりの盛況ぶりに驚いた。


その空間には全部で、200人以上の人間が居たが、活気は全く無く

80坪ほどのスペースに、パソコンで仕事を探している人が100人ほど居て
パソコンが、空くのを待っている人々が、所狭しと突っ立っていた。


そこに居る人々の男女比率は男8に対して、女2といったところで
年齢層は30代と、60歳前後の者が多かった。


30代の者の来所目的は雇用保険を貰うためで、60前後の者達は
他に仕事を探す術が無いといったところだろう。


右も左も判らぬ私は、相談コーナーの整理券を取った。


60人待ちだった。


そして、1時間弱、待ってやっと私の番号が呼ばれた。


しかし、職員の説明によると、何のことはない、自宅のパソコンで
ハローワークインターネットサービス にアクセスして仕事を探せるそうだ。


気に入った仕事があったら、電話番号が載っている事業所へは直接電話をし
載っていないものに関しては、ハローワークまで、足を運んで欲しいということだった。


家に帰った私は早速、PC関連の仕事を検索してみたが、就職情報誌やネット求人

と同じで、そこには年齢や性別に関する記述は無かった。


私が興味を持った6件の仕事のページの「応募を検討する」をクリックすると
全て、電話番号が載っていた。


どうやら、ハローワークに行ったのは無駄足だったようだ。


私は6件の募集先に電話を掛けていった。


電話をすると


「今回は女性のみの応募です」と言われたり


年齢を尋ねられ、私が答えると、1分以上待たされた上に


「申し訳ございませんが、今回の募集は先ほど締め切りました」


などと見え透いた嘘を言われるが、相手に私を雇う意志が無い以上どうしようも無い。


結局6件全て断られるのに、10分ほどしかかからなかった。


まだフロム・エー ナビ等のネット応募の方が電話料金が、かからないだけマシだ。


以前、テレビの討論番組で


「我々は雇用の際の男女差別や年齢制限を撤廃した!」


と胸を張っていた自民党議員に言いたい。


「この法案が、失業者の仕事探しを困難にする事だと気が付かなかったのか?
人並みの知能があれば、5秒位考えたら判りそうなもんだろ!」


アラフォー以上の年齢で、退職を考えている人々に言いたい!


「絶対に会社を辞めるな!上司の靴を舐めてでも居座れ!」


気分が悪くなったので、話題を変えよう。


昨日、テレビで横浜のカジノ摘発のニュースをやっていた。


そのカジノは人気店で1日400万円の売り上げがあったとアナウンサーが言っていた。


そのニュースを見た人は、カジノ経営は儲かるという印象を持ったと思うがそれは大間違いだ。


元カジノ経営者の私が、そのニュースを読むとこうなる。


「そのカジノは人気が無く、毎日赤字が続いていたものと思われます。
摘発などしなくても、近々、つぶれていたのではないでしょうか……」


何故、4百万円の売り上げが、赤字になるかと言うと、マスコミ発表の売り上げとは
利益では無く、IN、つまり単なるお買い上げの事だからだ。


INが4百万円あっても、OUT(換金)が5百万円あったら、当然100万円の赤字である。


普通、人気店と言われる店のINは一日に2000万円以上だから、その店は

客が入っていなかったということだ。


客のお買い上げ平均が、20万円だったとして20人しか入っていないことになる。


24時間営業で、それしか客が入らず、INも400万円しかないのでは

まず黒字は見込めない。


賭博事件の摘発時に発表される売り上げは、全てこの方式だ。


手柄を大きく見せたい警察と、ニュースを面白くしたいマスコミの利害が一致した結果だ。


私が過去に逮捕された時も、「月に1億2千万円の荒稼ぎ!」
と新聞に出たが、実際は2千万円の赤字だった……


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