昭和残侠伝
高倉健さんと池部良さんの
昭和残侠伝シリーズ
こちらは東映東京の製作で
1965年から1972年までに
9作が作られました
9本全てを鑑賞
1本ごとに健さんのオーラが爆上がりしていく様がはっきりと分かります
製作年を書きましたが
日本侠客伝とほぼ被っているがちょっとビックリ
この他にも網走番外地シリーズや緋牡丹博徒シリーズにも出てますから
健さんはどれだけ働いていたのでしょうか?
こちらは完全に東京、関東を舞台とした
ヤクザ同士の抗争を題材にしています
ラストは必ず
健さんと池部良さんが2人で並んで殴りこみをかけるのですが
この絵が…あまりに美しい
まさに僕の少し上の世代が劇場に通い
男たちがみな、上目遣いで劇場を出て来たってことに納得がいく
子供が絡んだり
カタギになろうとする作品もありますが
一宿一飯の義理
とにかく斬って斬って斬りまくる
血糊の使い方の工夫も見られるし
脇役の俳優陣が毎回違ったキャラクターを演じているのも楽しい
シリーズ後半では物語性というか関係性が複雑になっていくが
そんな中で義理と人情を貫き通そうとする
健さんがあまりにもかっこいい!!
渡世人の道。