『アンナ』& 『アンナ ディレクターズカット版』 | 西沢仁太オフィシャルブログ「ジンタ、仁太、JINTA!」Powered by Ameba

『アンナ』& 『アンナ ディレクターズカット版』

韓国ドラマ 『アンナ』を見る


イ・ジュヨン監督


主演はぺ・スジさん!


「バガボンド」の方ですよね…


アクションだけではなくこんなにもシリアスな演技をなさるとは


ブランドの事は僕はよく分かりませんが


豪華な衣装、装飾品


そしていつも韓国作品を見ると感じるのですが


メイクや髪型などが見事ですし


キャメラの技術が素晴らしい


かなりのめり込んで見終わりました



シリアスなストーリー


モデルとなった事件があったそうです


学歴偽証…


目の前に現れるちょっとしたきっかけ


そこから広がっていく、広がっていってしまう世界


見ているこちらがヒヤヒヤしてしまう





この作品にはディレクターズカットもあり、ネットで見ることができる


製作会社と監督との間で何かがあったようです


製作会社の編集版は6話で約5時間


監督版の方は8話で約7時間の作品となっています


僕は先に6話の方を見たのですが…


ちょっと分かりにくい場面もあり


気になって8話版も見始めると


もうとまらなくなりました


ヒロインの行動や性格につながるシーンがあったり


サブキャラクターの過去も短いですが、エピソードが挟みこまれているので


彼らもどのように変化して生きてきたのかが想像される


さらに、ストーリーの後半に影響するエピソードがあったり


ヒロインの表情が重要な表現になっているので


なんでこのシーンをカットしたのだろう?と思う場面も幾つかありました


役者の気持ちで言わせていただくと…


次の場面やつながりを考えて演じる事があるので


カットされるとやはり悲しいですし、ドキッとします


ディレクターズカットはエピソードが分かりやすいだけでなく、掘り下げられている


挿入される映像や音楽も全く違ったものが使われていたのも驚き…


大袈裟に言えば


別の作品を見た感じでした。


作品を世に送り出す責任と重さをあらためて考えました。




ひたすらドラマチックにしようとした6話版と


しっかりと人間、人生を描こうとした8話版といったところか……