バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)
ぐわぁ~~
びひゃーひゃ~
遂に…遂に、見ました!!!
知人が試写会で見たとの話を聞くたびに
軽く 嫉妬していました
見たくて見たくてしょうがなかった作品
しかもアカデミー賞をとってしまいましたし
俳優にはきつ~い映画です
その想像力と現実
それにしても
どうやって、どんな機材で撮影したのか!?
舞台と映像…
それこそ僕が時々書く
リアリティーって事
舞台はそれこそリアリティーを表現、作り上げて
どうやって客席に伝えようかと俳優はもがく
劇中でもシェイクスピアの台詞が効果的に使われていました
映像はそのまま、リアリティーを切りとっているように感じてしまいがちですが
切りとり方や編集で全く違うものになってしまったりする
俳優のアップと角度が絶妙に切り取られ
まさにそれに挑戦するかのように
まるでワンカットで撮影してるかのようなトライがなされていました
勿論、ドキュメンタリーとは全く違う映像で…
あの「21グラム」を撮った
アラハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作品です!
凄すぎる!!
どれだけリハーサルしたのか
そしてどんだけ俳優達に集中力があるのか
俳優は想像力でヒーローにも
空を飛ぶことさえ出来るのだ
自分と自分の演じたもうひとりの自分
その二つの闘い、せめぎ合い・・・
僕の見る寝汗をかくほどの夢もそれに少し近いのかもしれない
劇中の批評家の言葉が胸に突き刺さる!
僕のバードマン
まだまだ日々悩みぬくほどの役に出会わなければ!!!
苦しくてもね
本当にしびれる作品でした
僕はラスト・・・・
「ブラックスワン」を見た時と同じ鳥肌を感じ
キャスト、スタッフの字幕を見ながら
レスリー・チャンさんの事を想っていた