東京家族
僕が小津安二郎監督の作品を初めてみたのはいつだったろうか?
高校生…?
テレビでの放送だった
原節子さん
笠智衆さん
たんたんとしたストーリーの中でも強烈な印象だった
そして杉村春子さんのお茶目さ!
勿論、それぞれの人物の哀しい心の内など僕は全く理解できていなかったでしょうが…
さて
東京家族
山田洋次監督作品です
みてきました
なんでしょう・・・・
上手く言えないし
妙な感想なのですが
我々はこんなにも良く喋るようになったのだな~って事
交流する!ってのとはちょっと違った・・・
思いやるとか
察するとか・・・・って事が薄れていっている感じ・・・でしょうか
ただ佇む人物の姿から見ている僕が感じる前に
ひとつの答えが提示される・・・みたいな
家族はもうすでに・・・・・
残念ですが・・・
壊れてしまっているのだな~って思わざるえませんかね
絵・・・もね
技術がどんどん進んでいるのでしょうが
綺麗すぎて・・・
奥行ってのか・・深みが・・感じられなかったのは何故でしょうか
そして・・・・ヒロイン
のりこ さん
そうですよね!!
のりこ さんなんです
のりこさんだけは何も変わっていない
そんな気がしました
生意気ですが
ストーリー
その切り取り方
アングル
ポジション
俳優たちの喋り方
などなど・・沢山の事を考えさせられる作品でした
是非、ご覧になってみて下さいませ