思うところがあり、ブログからは遠のいていました。








そんな中でも、今を楽しもうと、自分なりに色々取り組んでみました。









その一つが、温泉復活。










乳がんの摘出手術後、自分の中で、辛かったのは、気楽に温泉に行きづらくなってしまった事。










片方の胸がないことを、人に見られたり、何か言われると、自分が保てなくなるのではないかという不安。









胸をサポートする温泉着や、乳がんの人が集まって入るグループ等もあるようです。









しかし、経済的な問題、距離の問題もあり断念。










そこでふと、「片胸でも堂々と入れば、経済的負担もないし、近くの行きたかったところ行けるんじゃね?」と思いつつ。










でも、なんか言われたらどうしようのループを一万回ぐらいやりました。










昔、温泉に行った時、源泉掛け流しのまさに流れている下に女性がいて、確か胸がなかった。










その時は癌ともなんとも思わなくて、何故かとても美しい人だなと思った記憶がある。









神々しくさえ感じた。その方は一切胸を隠したりしていなかった。ごく自然に胸がないことをそのまま受け入れておられたのかもしれない。










そんな思い出に助けられたりして、これだけ乳がんが増えているなら、温泉着なんかより、片胸でも堂々と温泉に入れる世の中になって欲しい、と意を決して、温泉に行きました。










でも、まだまだ小心なので、平日の人が少ない時間をねらって。お風呂から上がる時は、タオルは離さず胸に。









たまに取りこぼして、他の人の視線が追っているのが気になったけど、そんなん知るか、と居直り。








今思えば、何か言われたら、乳がん検診普及の為の話でもすれば良いぐらいの勢いでも良かったかな。やりすぎか。









小心なら小心で、そのままで楽しもう。堂々と出来なくたって楽しめれば良い。








そして初めての遠赤外線のサウナも体験できて満足です。







ほかほかの湯気が立つのを見て、悪いもの全部流れ出て行ってくださいと祈りました。








5,6年ぶりの温泉、晴れやかに楽しめました。