短い春休みでしたが、慌ただしく終わり、次女パンダの保育園も始まってくれました。











以前は、長めの休みがあると、いつもは行けない遠出が楽しみでした。










開腹手術後、特にがんの治療がら始まってからは、体力的にきつくて、お出かけは諦めざるを得ません。









子ども達にいろんな景色を見せてあげたり、体験をさせてあげられない。










自分も気分転換できないと、残念に思えました。










自分はやれて当然のことができなくなった、ダメな自分、出来ない自分を持て余して、しんどかったです。









ずっともやもや、なんか苦しい、なんかしんどい日々が続き。











もう、いやだ。











っていうか、本当に、病気になって、体力がなくなった自分はダメなのか?








もし、また出来るようになったら、また次出来ないことを出来るようになりたいと思うのでは?









私は、何もかも出来るスーパーママになりたいんだっけ?











自分らしく生きたいんじゃなかったっけ?










1人でキレまくっている変人みたいですが。











にしても、子ども達を遠くに連れて行って、本当に、色んな景色を見て、何か学んだり、心に残るようなことがあるのかな?









親として、遠くに連れて行けば、やってあげた感で満たされた気になっているだけかもしれない。









自分の小さい頃の記憶を振り返っても、親に連れて行ってもらった感謝もあるし、良い思い出もある。










でも、自分が見たい景色、行きたい場所は自分で行った。










今住んでいる場所から遠くに行けるなら行っても良いし、行けないなら、それはそれで良いのではないか。










行った方が、達成感はあるかもしれないが、行かなくたって、豊かな時間は送れる。










子どもの将来を考えると、出来る限りのことは全てやってあげたい。










でも、今の私には、ゆっくり家で過ごす事も大切なのではないか。










焦って、お出かけして、疲れて、子ども達にガミガミ言ってしまったり、へとへとになってしまうぐらいなら。










子ども達との春休みを過ごして、出来ないことを嘆いて、落ち込んだり、不安になっていましたが。









ダメな自分は、そのままにしてみて。










自分にとって今必要なのは、ゆとりではないかと思い至りました。










頭で考えた必要な事を的確にするだけが、生活ではない。










自分らしく、ゆっくり、今、この時間を味わって、生活しなさいという事なのかなと、やっと、自分の中で、まとまりました。ふぅ。










私の中のがん、ゆとりが大事なんだね。












がんが発してくれたメッセージを少しずつ、理解していけたらと思います。










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