がんが消えていく生き方の本を書かれている船戸クリニックの、フナクリ通信が好きです。
いつかは行ってみたい、リボーン洞戸。
なかなか、行くチャンスもなく。
行き詰まった時に、すんごい吸収力があるスポンジみたいに、読んでます。
船戸先生は、がんは、自分の中でできた細胞だから、家族のように、労って、大切にする事、がんの言い分を聴く事を重要視されています。
何となく、それは自分でも大事な気がしていたけれど、がんの言い分がずっとわかりません。
今、家族のごたごたや、仕事の事で、行き詰まっていて、精神的にも苦しい時期というのもあって。
もう、これしかない、と船戸先生が仰る、癌家族論の実践をしてみました。
目を閉じて、がんがある背骨に手を当て、聴いてみました。
“ごめんね、今まで、身体を酷使しすぎたね。大事にしなくて、本当に申し訳なかった。
がん、あなたは愛されたくてでてきたの?
私に、大事な事をして欲しくてでてきたの?何をして欲しい?”
と、幾つかきいてみると、全部、なんとなく、うんうんと言っているような。ホントかなー。よくわかんないなー。
思いつく限りの質問をしてみました。
“皆でわいわい、楽しみながら、子育てをして、皆と幸せになりたかったの?”と言い終わらない内に、涙が溢れました。
ここまで心が反応しているのだから、ここを手がかりになるかもしれない。
一つ一つ、やっていこう。
“私のがん、これが大事なんだね。教えてくれてありがとう。私の中に出てきてくれなかったら、全く違う方に進んでいたよ。”
西洋医学である標準治療も、素晴らしい力があると思います。
でも、命が関係してくると、西洋医学医学では、カバーできない問題があると思っています。
がんにありがとうなんて、変かもしれませんが、私は、大真面目に、がんの言い分も聴きながら、自分にあった生きる道を作っていきたいです。