東京では
一泊最低でも5万以上のホテルが
たくさんあります。
先日も星のリゾートホテル東京が
オープンしました。
東京の便利の良い大手町で
とてもゴージャスな造りで
宿泊の方には
リビングのような共用スペースの
御茶の間が利用できて、
コーヒーや御茶を頂くのもよし、
読書をするのもよしの
自由空間だそうです。
お値段は一人7万以上だそうですが、
稼働率も良いそうです。
今までの私なら
行きた～～い、
行きた～～い、
行きた～～い、 と叫んでたはずです。
じゃー今はもう行きたくないのか？
行きたいです（笑）
と、おちょくってるのではありませんよ。
と言いながら、思いきり
つじつまの合わない文章になっていますね。
一生に一回だけそこへ行けるのと
毎日行けるのとでは
感激度は当然違いますよね。
もちろん私は一生に一度なら
行きたいし行けると思います。
つまりですねえ、
一泊７万なり１０万が勿体無いというだけでなく、
もし私が億万長者で（いささか古い言い方）
軽々１０万を出せたとしても
行きたい度合いは
そう高くなくなってきたということです。
でも超豪華なホテルというのは、
どうしてもお金と引き換えによるサービスです。
そんなこと言ったら、
世の中のすべてがそれに当てはまると
分かっているのですよ。
ホテルだけでなく、
高いレストランも
高いブランド物も
高いサロンも
高いセミナーも
高い特別な治療費も
すべてがお金があれば叶うということに
なりますね。
実際そうですし。
ただ、問題は
それでなければ
幸せか幸せでないか
満たされるか満たされないか
ということも考えるようになってきたのです。
えらそうなことを書いていますが、
もちろん、
豪華さや何がなくとも幸せを感じるようになったなどという域には
程遠い煩悩だらけの私なのですよ。
お金で買えるサービスもありですし、
私もたまにはドレスコードのあるレストランの
食事も楽しみますし、満足感も高いです。
でも
年のせいか、
昨年、母が他界したせいか、
自分にとって、
おいしいな～～と
幸せだな～～と
感じた食事は
５歳の頃の
お母ちゃんの作ってくれた
赤いケチャップのオムライスでもあるのです。
「きよこ」とケチャップで書いてくれたオムライスを見て、
家族でぺちゃくちゃはしゃいでいた幸せは
忘れられません。
昭和の時代で
決して今のように豊かではなかったけど、
家族で泊まった
田舎の普通のお家の民宿の楽しさは
４０年以上たった今でも残っています。
懐古趣味的な考えかも知れませんが、
豪華じゃなくても
高いサービスを商品として
買わなくても
幸せはあるんじゃないかなと
思えてきたのです。
休みの日の朝
私は目覚めに決まって思うのです。
あ～～今日は会社に行かなくてもいい日だな（笑）
何をしてもいい自由な日だ～～～
ハッピィ
そう思うのです。
何もない「一日」というキャンバスに
色や絵をつけていくのは自分です。
もちろん人生のうちの何日かに、
豪華な旅も豪華な食事も出来れば
幸せですし、
非日常というすばらしい世界を体験できます。
そのような特別な体験ではなくても、
私は最近、
「私のための私による私の一日」 を
どんなふうに描こうかということと
どうなふうに自分を幸せにするかということに
欲望がわいてきています。
そして
あまり特別なことをしなくても
満足度は高くなってきたのです。
幸せのハードルが下がったのではなく、
自分としては
自分が感じる幸せ度の感度が上がったと
勝手に思っています。←自己満足
断捨離やミニマリズムも勉強したおかげで、
モノ ＝ 自分の価値
人からどう思われるか
この二つの概念が薄れてきたので
快適であればまあいいか みたいな気分に
なってきたのです。
たまには
ちょっと贅沢をして、
良いところに泊まったり
良いものを購入したりもしたければ
出来る範囲で楽しめたらいいですね。
これからも
心の赴くままに
一日一日の２４時間のキャンバスを
自分なりに彩ってゆきたいなと
思います。
全世界の人、すべてに平等に、
今日一日２４時間は与えられているのです。
あそこにいけない、
あれが食べられない、
ＯＫの返事がもらえない、
などなど
不自由な中でも
どんな一日を描くかは自分しだいです。
かっこよく結末を終わろうとしましたが、
自分でも乱文で分からなくなってきました（笑）
ごめんなさい。
まあちょっとでも何か感じて頂けたら
うれしいです。
週末も
一日のキャンバスを
自分で好きなように描いてくださいね。
ごきげんよう 
お知らせ
２３日（土）２４日（日）は休館させて頂きます。
次回の週末開館日は、
８月２０日を予定しています。
少し先になりますが、
遠方の方で、来館希望日が御決まりの方は、
事前にお知らせくださいね。
よろしくお願いいたします。