高校一年生の時、クラスが一緒になった女子から

the brilliant green

tommy february6

tommy heavenly6について、とても熱弁された。


その子は、小柄で、おとなしい、どちらかというと

目立たない存在だが、この3つのヴォーカルの川瀬智子さん(tommy)の話になると、目をキラキラさせ、楽しそうに興奮しながら、いろいろ語ってくれた。なんでもその子は、小中といじめを受け、家庭でも父から母へのDVがあり、経済的にも苦しい家系で育ったそうだ。その子が人生に嫌気がさしていた時、小学生からの親友が「この人、私好きなんだよね。聞いてみる?」と言い、教えてくれたのが、川瀬智子さんがヴォーカルを務めていた3つのグループだった。その子は軽い気持ちで親友からCDを借り、自宅で聞いたそう。すると、メロディー、歌詞、PVの可愛さ等、全てその子にドストライクだったようで、その日以降、川瀬智子さん(tommy)に夢中になった。



その子は私に「めっちゃ良いから!本当に!ねえ、聞いてみてよ!すっごく可愛いから」と、強く勧めてきた。私はそんなに勧めてくれるなら、、と、まずはtommy heavenly6のセカンドアルバムを借りた。


学校から帰宅後、借りたCDをスクールバッグから取り出した。

まず思った印象が、CDのケースがめちゃくちゃ可愛かった。とても凝ったつくりで、ワクワクした。歌詞カードには、ダークな白雪姫のコスプレをしたtommyが写っていた。私はtommyのあまりの可愛さに、「え!」と声が出た。この世に、こんなに白雪姫が似合う人がいたとは!

セカンドアルバムの第1曲目の「Heavy Starry Chain」のPVの可愛さに衝撃を受け、何度も何度も繰り返し観た。

これはすごい人を教えてもらったぞ、、、と本気で思った。この日以来、私も、tommyにドハマりし、

勧めてくれた友達以上に夢中になった。tommyの完全生産限定盤のCDを購入するために、バイトをし、必ず、限定盤をゲットした。その限定盤は部屋に飾り、うっとりと限定盤パッケージを見ながら、tommyの歌声に耳を傾けた。とても幸せな時間だった。もしかしたら、私の人生で1番夢中になれて楽しい時だったかもしれない。川瀬智子さん(tommy)達には、本当に感謝している。

tommyは現在活動をしていないようだが、私は今もtommyを聞いている。もしもまた活動を再開してもらえるのであれば、最高に嬉しい。


ちなみに、the brilliant greenでは「長いため息のように」。tommy february6では「Love is forever」。tommy heavenly6では「Heavy Starry Chain」が、一番好きな曲。