上海車事情
昨年弾丸で行った上海レポートの続き。。
車事情についてです。
上海には国際空港と国内空港の位置づけがあり、
私は、羽田空港から上海虹橋空港に降り立った。
ここは、もともと軍用の空港。国際空港が出来てからは
国内メインの空港となる。
1907年と歴史が古く、決して華やかな空港ではない。
空港からは、タクシーで市内まで20分ほど。
日本円で、600円ぐらいか。
タクシーは、ほぼ9割がフォルクスワーゲンのサンタナ
日本と動きが違うな。
トヨタも早めに進出していれば、この上海タクシー業界
独占できたはず。
犯罪が多いんだろう。写真のように、防犯ネットがある。
そして、中国でも小型テレビがどこのタクシーにも
標準でついている。
タクシーは初乗り30元 (1元=11円)
今回移動は全てタクシー。
地元の人の利用も多い。
街中は、フォルクスワーゲンのサンタナで埋め尽くされている。
それ以外は、日産FUGA,ホンダ、ベンツちょいちょい
日本車の印象はそれほど強くない。
ハイブリット車は、まだこれから。
中国には、BYDという電気自動車メーカーがある。
もともと電池会社が、自動車メーカーを買収して飛躍的
業績を伸ばしている。
今年は、80万台生産して、アメリカにも進出予定。
鼻息が荒い会社だ。
一方、高級車も目立つ。こちらは、ランボルギーニのショウルーム。
平均月収が数万の中国人で買う人がいるのかと
思うが、株や不動産または、会社で儲かって買う人は
多いという。何とも格差が激しい国だ。
昨日の新聞で、販売台数が中国はアメリカを超えたというニュース。
今の勢いを見れば当然といえる。
その弊害として、上海の空はグレーで重い。
排ガス問題は深刻だ。
これからの中国は、高速道路の拡張、
電気自動車の普及が国が率先して進めていくだろう。
今年に、電気自動車の補助金も発表された。
まだまだ、途上国ではあるが、決断が早い、
行動が早い中国が、一気に伸びていくのは
間違いないことは、声を大にして言えるのでは
(別に声を大にしなくてもいいのだが。。)
外資のトップブランドもそれにともなって行動も早い。
日本はちょっと遅いんだよな。。。
次は住宅事情も語ってみます。。。