物事には程度ってものがある。賭けマージャンも賭場を仕切っていたなら別だが、仲間内で多少のやり取りをするぐらいなら起訴もされない。
サラリーマンも、ゴルフで賭けたり、ダーツやビリヤードでかけたりするやつもいるだろう。検事長でなければ大した問題にもならない。人道上の問題はあるので辞職するのはありうることだが、訓告以上の処分はないだろう。新聞社なんて処分すらないだろうよ。
黒川氏も別に業績を上げて来て、どんな業績か世渡り上手なだけか知らないが、検事長として勤務して来たわけで、規定通りとなるのはやむを得んだろう。
ただ、たくさんもらえるので、妬みやっかみが出るのは仕方がないだろう。今回、定年延長は政権の問題であり、法務相に給与が支払われている方が遥かに問題である。安倍首相が法案を取り下げたのは支持率の低下であり、黒川氏の問題が支持率に影響を与えたからである。注視すべきは黒川氏の進退ではなく、政権の是非である。野党の政権追及ではなく、野党の党是や野党が政権とったら批判した法案をどうするかなのである。政権の支持率が下がっても野党の支持率が上がらない理由がそこにある。
政治問題を批判した女性タレントがバッシングされたことについて、女性蔑視と言われるが別にそうは思わん。ネットはいつもバッシング対象を探している。理由はなんでもいい。珍しいことがあればそれが理由になる。女性だからと言うわけではなく珍しいからだと思うが、新聞やメディアは女性蔑視と騒ぐ。ネットのバッシングは常に理不尽であり、人を傷つける。自業自得の場合もあるが、意見を言わずに人を貶めることはよくない。
でも多くの人はそれで自分の精神のバランスをとり持ちこたえている。全てが聖人君子な発言だけになったとしたら、その世の中は平和なんだろうか?内部に鬱屈が溜まった危険な世界なんじゃないだろうか。
朝日新聞も産経新聞も自社には甘い。処分の決定は遅いし、まるでほとぼりをさましているかのようだ。
この程度の賭けマージャンは平時であれば問題にならないだろう。検事長は問題にされる場合もあるかもしれないが、新聞記者が規則を破ろうが新聞社は気にしない。
今回、誰が文春に売ったのかは気になるところだ。産経新聞社社員宅だったそうだから、その周辺だろうか。黒川氏にとどめを刺したのが文春だったのは不本意だ。新聞社も巻き込んだのは流石文春ってところか。
黒川氏はが辞任したことはもう済んだこと、やっと辞任か。辞任はよかったが、理由は納得いかん。残るは定年延長だが、誰が選ぶかが問題であって定年延長は世の中の流れだ、検事だけ延ばさないのもおかしな話である。

相変わらず天声人語は触れない。