1バレル60ドルが上限とすると、G7・EU・豪が合意したらしい。ロシアの採算ラインは40ドルらしい。制裁にはならない。理由は世界的な混乱を避けるためだが、結局は自分たちのためだ。すでにインドは格安で購入していると言うし、自国の国民に犠牲を強いることは難しいのだろう。

結果的にロシアがエネルギー供給で優位性をたもつことが証明された。

ロシアはザポリージャ原発の返還の条件としてあげているのが、ロシアが輸出している石油やガスのウクライナ領内の輸送の安全を保証することだそうだ。なんとむしのよいことか。ウクライナのインフラ施設は破壊しておきながら、自分達の物は安全を要求する。しかも欧州絡みだから欧州は反対しない。

結局、欧米にこの戦争をウクライナに優位に終わらせる手段も意思もなさそうだ。エネルギーを輸入に頼る日本はなおさらである。

日本は原発で揉めているが、ロシア・中国に締め出されたらどう生き延びるのか長い目で考えた方がいい。誰が自由と生活を保証してくれるのか、安全保障をどう確保するのか。今回のロシアのウクライナ侵攻で、資源のない日本は単独で勝ち目がないことははっきりした。私は、国民にも海外にも嘘をつき高圧的なロシアや中国と組もうとは思わないのだが。