長期化したら国力のないウクライナは全く不利だ。これまでの状況から、ロシアが譲るとは思えない。ロシアは昔から撤退を許さない国だ。アフガニスタンは例外だが。
世界情勢も割れているし、ヨーロッパに最後まで戦う気はなさそうだ。クリミア併合時から中途半端な対応だった。口で言うことと実行することが別だ。今回のことで、EUは本気で敵対しないことがわかった。エネルギーをEU外に依存している以上完全な敵対は無理で、長期化すればどんどん既成事実化してしまう。米国も同じで、どちらかと言えばウクライナより資源や食糧重視である。
長期化すれば、この後、欧米からの支援は減り、ウクライナはジリ貧になる。そして少なくとも領土の割譲になる。それがわかっているからウクライナはクリミア半島を攻撃する。今回の侵攻にクリミアを含めて置かないと交渉に含まれない可能性がある。
トルコが仲介するのも違和感がある。トルコの発言権が増すのもやはり利害関係が気になる。
米国はバイデン大統領になっても自国第一主義に変わりはないし、その段階で国際紛争を解決する手段は無くなった。
ウクライナはアフガニスタンと違って平地でゲリラ戦ができない。旧ソ連のアフガニスタン侵攻時と同じ武器供与に限定した米国は間違った戦略をとったと言わざるを得ない。
長期化でウクライナ内部も分裂が進むだろう。ロシアの民はあてにならない。一部の反発では弾圧されて終わりである。もはやウクライナが助かる道はプーチンの死ぐらいかも知れない。