民主党の候補者選びが当初の想定と異なる形で進んでいる。しかし、これはトランプ大統領の大統領選挙時の状況と似ている。表向きはトランプ大統領を非難していた有権者の一部が、ふたを開けるとトランプ大統領に投票した。これは、メディアの調査がある意図的に行われていることを示していたが、今回も同じかも知れない。アイオワから始まった選挙は、アイオワの影響が大きく出ると言われているが、もちろん確定ではない。最近メディアなどが、選挙はまだこれからとか、今後の黒人系やヒスパニック系の有権者の動向に依存するとか、バイデン氏寄りの発言を多くしている。バイデン氏は民主党の主流派で最もメディアに受けそうな人物である。慌てたメディアは、どちらかと言えばサンダース氏の方がましのようで、もう一人の若いブティジェッジ氏よりサンダース氏の方の支持率を極端に上げている。どうも米国メディアは年寄りが好きらしい。結局、米国の見えない天井を作っているのは、米の旧メディアであり米国民である。米国民が、自分が気にいらない人間が大統領になると敵対するということはトランプ大統領の誕生でよくわかった。そして分断を生み出した。自分たちが勝つ分には分断など愚かなことと言いながら、自分たちが負けると平気で分断をするのだ。この自分たちが正しいと言う高飛車な有権者層が米国の分断を生み出した。自分たちがより潤うにはグローバル化で安価な労働力が必要であり、より人件費が高くより文句が多い国民は彼らには不要なのだ。それが自分たちのためにならないと気付いた一部の米国民は反発した。米国は米国のために米国の大統領を選ぶのであって、世界のために選ぶわけではないと言うことに気づいた。思ったのは、米国メディアは思いのほか革新を嫌うと言うことだ。