ウィーンの展示会で、日本大使館が両国友好150周年事業としての認定を取り消したそうだ。内容は、安倍晋三首相に似せた日本の総理大臣を名乗る人物が鎖国を訴えたり、過去の戦争について中国と韓国に謝罪したりする動画作品や、東京電力福島第一原発事故の謝罪会見を題材にした作品、マッカーサー連合国軍最高司令官と昭和天皇の写真を題材にした作品。Webで見たが、あんまり意図はよくわからない。福島原発は原発事故の悲惨さを示しているのかなと思う。
全体の規模感がわからないが、これらの作品がメインだとすると、やっぱり日本が誤解されると思う。別に鎖国もしていないし、マッカーサー氏と昭和天皇の写真をパロって何を言いたいのかもわからない。見た感じ芸術とは思わない。本人が芸術と言うのも展示会が芸術と思うのも見解の相違だからいいけど、オーストリアの人にこれが日本だと思われたら嫌だな。風刺は芸術とは思わない。風刺は意味のない芸術作品に意味があるように見せる最も簡単な手法である。
展示会全体がわからないので、これだけで認定を取り消すべきなのかわからない。日本の素晴らしさも伝えた中で一部こういう作品があるんだったらいいかなと思う。愛知・トリエンナーレもそうだが、その部分だけを強調し過ぎなんじゃないかとも思う。