マラソンと競歩が札幌市開催になったことで、札幌市には「札幌市は泥棒」「辞退すべきだ」などといった札幌開催に反対する意見が数百件は届いているということだ。
こんなに異常な人間がいる国でオリンピックの開催なんてすべきではない。札幌市に何の罪があるというのだ?
商業的な理由でオリンピック開催が変更になるとか別によくあることである。2019年11月6日の朝日新聞に猪瀬氏インタビュー記事が載っていた。
マラソンで棄権者が続出した場合、開催時期の変更を検討することになるので、それを避けるためだというのである。米国のテレビ局の影響は大きい。7~8月がスポーツ閑散期である米国のテレビ事情から8月の開催は変更できないが、かといって棄権者が続出でも問題となる。IOCとしては開催地移転を選択をしたんじゃないかと言っている。東京と言っても、復興を持ち出すために仙台でもやるしなぁ。
で、札幌市が誘致したわけでもないのに、泥棒って何?辞退しなきゃいけない理由は何?
小池都知事の合意無き決定とか、言葉だけは格好がいいが、最後まで反対しなかったんだよね?沈黙は肯定だよ。カリオストロの城の伯爵とクラリスの結婚式で「沈黙を持って答えよ」と言っているじゃないか、沈黙は肯定。しかもIOCに決定権がある以上、合意もへったくれもない。瀬古氏が札幌を拒否したらマラソンがオリンピックから無くなるかもしれないと思ったと言っている。別に勝つためだけにオリンピックをやっているのはわからんでもないが、加納治五郎氏がいたらどうだったろうか?もっとIOCと信頼関係があったのではないだろうか。いだてんを見ているとそう思えるから不思議だ。何の相談もされないとはよほど信頼されていないしコミュニケーションもとっていなかったんじゃないのかね?IOCにとってはそれぐらいドーハの結果がインパクトが大きかったのかもしれない。そういえば、いだてんで紹介されたアベベ氏が優勝したローマ大会のマラソンのゴールは夜だったなぁ。昔から暑さ対策がされていたのかな。
札幌でも暑い時は暑さで棄権者が出るかも知れない。IOCの決定が良い結果を生むとは限らないが、小池知事が都民ファーストを貫くなら、オリンピックは都民だけでやってくれ。
アスリートファーストは、アスリート個人の都合ではない。1つの団体の都合でもない。選手が毎日血のにじむような努力をしていたら、札幌の方が気候がいいと思うんじゃないのかね?根性論で暑さに備えるのがアスリートっていう主張は、愚かだと思う。それこそ自分の事しか考えていない。こんなもめごとが起こるようなスポーツは、今後より暑いところで開催されることもあるだろうし、オリンピックにマラソンや競歩がなくても全く困らないので、やめてしまうのが一番アスリートファーストなんじゃないかな。