私はひねくれたところがあるもので、あいちトリエンナーレのホームページを見た印象を書くがちょっと揚げ足取りでもある。
これは、表現の不自由ではなく、展示の不自由である。学芸員なり職員なりその他関係者なりがいろんな理由で自分が良かれと思った展示ができないことに対する不満の表現である。はっきり言うと、民間会社で評価されないと居酒屋で管を巻く社員みたいなものだ。
やみくもにこの展示には意味があるんですと繰り返す企画者が、事勿れな上層部に反対されて没になった企画を集めた、企画者の力不足によって展示不可になった事例の集まりである。
ちょっと考えれば政治的に難しいテーマをそのまま展示しようとしても反対されることはわかるが、特に工夫もなく芸術性も語らず、事勿れな勢力に潰された企画の犠牲となった作品群。今回も同じことが繰り返されているだけ。この企画展はそういう目で見るべきで、体制側を批判するだけの企画能力のない企画者が騒ぎを起こそうとした結果である。表現の自由に名を借りた担当者の不満の展示であり、極めて制作者に対して失礼な企画である。
いろんなところで展示拒否された作品だが、それぞれの展示でどういう意味があって展示されようとしたのか?芸術性があるのだろうか?と考えたときに、同程度の芸術性を持った作品は数多あるだろうから、それをあえて選んだ理由は何だったのだろう?と思うのだ。展示拒否された経緯よりも展示しようとした経緯をまずは知りたいものだ。
で、内容が見られたので、見てみた。やっぱり現代芸術はよくわからないや。でも、その主張がなければ成り立たない作品が多いと思う。天皇制の批判がなければ価値がない作品とか、アンチ天皇を利用し高尚な芸術のように見せているが、その主張がなければただのガラクタにしか見えん。注目を集めるためにわざわざタブーと思われるテーマを選んでいるような節がある。また、いろんな内容があって、JR西の件では、そんなのJR西の勝手じゃんと思ってしまう。わざわざ見に行く価値があるようには思えないなぁ。どうしてもその作品を展示しなければならないようなモチベーションがわく作品はない。慰安婦問題か天皇批判が中心の社会問題作品展という題の方がいいかも。この展示の最悪なのは解説が中立ではないところである。表現の不自由(私にいわせりゃ展示の不自由)というよりは、その作品の主張を強く感じさせる。作品の芸術性でもなく、展示の不自由の問題でもなく、作者の主張を押し付けられた気になるのだ。こりゃ人によっては激高するだろうな。結局は、この展示を推進した人間にはこの展示をするだけの能力が無かった、そんな器ではなかったことが不幸だと思う。これは津田氏のことを言っているのではなく、この企画を推進した実行委員のことである。あくまでWEBに記載された解説文を読んだだけの意見だが、あの解説文を読む限り、多くの見学者のことを考えて書かれておらず、「この展示は正しい、展示作品の主張も正しい、理解できない人が間違っている」という押し付けを感じる。芸術とは縁のない人間が書いたのだろう、幅広い人に表現の自由を考えさせるなどという大それたことができるレベルではない。
ということで私にとってはこの問題はおしまいである。
これは、表現の不自由ではなく、展示の不自由である。学芸員なり職員なりその他関係者なりがいろんな理由で自分が良かれと思った展示ができないことに対する不満の表現である。はっきり言うと、民間会社で評価されないと居酒屋で管を巻く社員みたいなものだ。
やみくもにこの展示には意味があるんですと繰り返す企画者が、事勿れな上層部に反対されて没になった企画を集めた、企画者の力不足によって展示不可になった事例の集まりである。
ちょっと考えれば政治的に難しいテーマをそのまま展示しようとしても反対されることはわかるが、特に工夫もなく芸術性も語らず、事勿れな勢力に潰された企画の犠牲となった作品群。今回も同じことが繰り返されているだけ。この企画展はそういう目で見るべきで、体制側を批判するだけの企画能力のない企画者が騒ぎを起こそうとした結果である。表現の自由に名を借りた担当者の不満の展示であり、極めて制作者に対して失礼な企画である。
いろんなところで展示拒否された作品だが、それぞれの展示でどういう意味があって展示されようとしたのか?芸術性があるのだろうか?と考えたときに、同程度の芸術性を持った作品は数多あるだろうから、それをあえて選んだ理由は何だったのだろう?と思うのだ。展示拒否された経緯よりも展示しようとした経緯をまずは知りたいものだ。
で、内容が見られたので、見てみた。やっぱり現代芸術はよくわからないや。でも、その主張がなければ成り立たない作品が多いと思う。天皇制の批判がなければ価値がない作品とか、アンチ天皇を利用し高尚な芸術のように見せているが、その主張がなければただのガラクタにしか見えん。注目を集めるためにわざわざタブーと思われるテーマを選んでいるような節がある。また、いろんな内容があって、JR西の件では、そんなのJR西の勝手じゃんと思ってしまう。わざわざ見に行く価値があるようには思えないなぁ。どうしてもその作品を展示しなければならないようなモチベーションがわく作品はない。慰安婦問題か天皇批判が中心の社会問題作品展という題の方がいいかも。この展示の最悪なのは解説が中立ではないところである。表現の不自由(私にいわせりゃ展示の不自由)というよりは、その作品の主張を強く感じさせる。作品の芸術性でもなく、展示の不自由の問題でもなく、作者の主張を押し付けられた気になるのだ。こりゃ人によっては激高するだろうな。結局は、この展示を推進した人間にはこの展示をするだけの能力が無かった、そんな器ではなかったことが不幸だと思う。これは津田氏のことを言っているのではなく、この企画を推進した実行委員のことである。あくまでWEBに記載された解説文を読んだだけの意見だが、あの解説文を読む限り、多くの見学者のことを考えて書かれておらず、「この展示は正しい、展示作品の主張も正しい、理解できない人が間違っている」という押し付けを感じる。芸術とは縁のない人間が書いたのだろう、幅広い人に表現の自由を考えさせるなどという大それたことができるレベルではない。
ということで私にとってはこの問題はおしまいである。