別に5%還元なんて嬉しくもない。値下げの方が良い。いつまであるかわからないポイントなんてあてにならない。現金割引で支払額が減る方がよっぽどいい。ローソンの発表を見たときの第一印象だ。近くの店は100円のものが20円引きで80円になる。それがポイント5%なら別にそれを選ぶことはあまりないだろうな。現金を(電子マネーかもしれない)一度は払わないといけないので、スーパーに頻繁に行く主婦でもない限りありがたみがない。
続けてセブンイレブンが同じ内容を発表したところで、「あぁ出来レースなのね」と思った。経営側が足並みを揃えたんだろうね。あたかも食品ロスに取り組んでいるように見えて、顧客の囲い込みに過ぎない。
これに対して出さないことが重要とは聞こえはよいが現実的ではない。コンビニにおにぎり買いに行っておにぎりなかったら次にそのコンビニに行くだろうか?行かないよ。いつもある方に行く。だからコンビニにとって品不足は禁止的である。そうすると余ることが多くなる。コンビニが過当競争である限りこの構図は変わらない。コンビニ業界で食品ロスをなくすには売れ残りを減らす方が現実的なのだ。浮浪者とかいくらでも安く買いたい人はいるので、値下げすれば売れることは確実だ。
でも、大手コンビニは値下げをすると収益が減るので値下げはしたくない。ポイントなら何割かは使われずに捨てられる。ポイントカードを持っている顧客のみ優遇でき囲い込みにもなる。経営側には大して痛みのない施策なのである。
出さないことを言うのはすばらしいことだが、理想を言いつのるのは自己満足に過ぎない。クレームをつける客だけが客ではない。怖いのはサイレントな客で、サイレントな客ほど次は来ない。騒ぐ客はバカなので何度でも同じことを繰り返す。
スーパーって言うのは代わりのものがある。魚がなければ肉をそれもなければ冷凍食品を買えばよい。しかしコンビにはそうではない。その瞬間に何かを買いに行くのであってそこに機会がなければ次あるかどうかなのである。コンビニは機会損失が怖い。単価が高い分計画的にコンビニに行く人間はまずいないからだ。過当競争にある店は品ぞろえも影響する。客は品ぞろえが悪かったり品薄だったりするコンビニを選ばない。欠品を許容する客は少ない。短い休み時間にコンビニ回りしたくない。それは自然なことなのだ。それが変われば確かにいいのだろうが、それは食品ロス問題で変わるものでもなかろうに。