たまに、ロシアはソ連とは違う国だからソ連との関係とは異なると言う意見がある。でも、通常の考えでは、法的にはどうか知らないけど、ロシアは国連の常任理事国でありソ連の立場を受け継ぐ継承国である。であるから、ソ連時代に締結した条約なども基本的にはロシアが受け継いでいるはずだ。それが国際的な常識のように思うのだが、本当のところ国際法上はどうなのだろうか?ロシアがソ連を継承していないと言えるのなら、大日本帝国と日本国は異なるのだから日本に戦争責任はないことになるし、ドイツも同じである。そうはならないので、国家の構成が変わっても国際的な立場を継承する存在があるはずだ。例えば、日ソ共同宣言がソ連崩壊時に明確に破棄されているのならばその限りではない。またクーデター等で国自体が引き継がれないとか、国として認められない場合もある。ソ連からロシアへの移行はそういう場合ではなく、明確に継承する国が存在していた。それでも、あれは今のロシアとはなかったことと言えるのだろうか?はなはだ疑問である。