来年のゴールデンウィークは10連休になるそうだ、国会で承認されればだが。
そこで、いろんな意見が出ている。休めない人もいるってのはその通りだ。休めない人は、その分売り上げが向上するのも事実だ。工場で時給で働く人や派遣で働く人は給与が下がる。それは困ったことだろう。
わからないのは、休みを自由にとれるようにという一見は世のため人のための主張のように見えて、自分本位な主張だ。日本では、休日に指定されないと休めない下請けや中小企業が多いのを知らないのか?自由に取れるなんて大企業か自営業か公務員かよほど福利厚生が気の利いた会社かしかないってことがわかっていないのかと思う。
これらは、日本が製品の輸出に頼っていることから生まれてくるのだ。コスト競争に勝つために、コスト削減を下請けや孫請けに強いたり、トヨタの看板方式のように本社に合わせて部品を製造し届けろって言う素晴らしい無理をすべて下請けに押し付けたような方式によるのだ。その結果、休暇を前提とした要員確保なんてできず、自由に生産量を決めることもできず、親会社の意向にひたすら沿うように働いているのだ。そういう人たちに休暇をもたらすには工場を停止させるだけの休暇が必要なのだ。
今でもトヨタや日立もそうかな製造会社は独自のカレンダーを持っていて、それに従って国民の休日分の休日を年間計画でずらして設定していたりする。飛び石を連休に変えたり、輸出や出荷の計画に合わせて日程を変更したりするのだ。
10連休が嬉しいわけではないが、公定休日を設定することには意味があると言うことを言っているのだ。自由に休暇を取れるような指針にしたら休暇なんて取れなくなるんだよ。
一見、もっともらしく見える意見の大半は安易で人のことを考えていない独りよがりの意見であることが多い。それは私もそうなんだろう。読む側は一つの意見のみを鵜呑みにしないことだ。