ワンピースは、海賊の物語である。海賊と言うのは、ジャックスパローもそうだが、悪い人たちである。義賊ってのもあるが、義賊でも他人の船を襲う。よく、ルフィーがお前は仲間だと言う。これは安倍首相が仲間を大事にすることと何ら変わりがない。海賊同士だからどっちも悪い奴だから、仲間を大事にする。自分に集う人間を仲間と言い大事にするのは、政治の世界でも同じだな。そのワンピースの仲間の世界を正しいと思って育った奴は、安倍首相の仲間優先主義に違和感を感じない。仲間を優先するのは当たり前なのだ。正義とか悪とか関係なく、仲間重視はこういう世界ではぐくまれる。ヤンキー漫画も同じ。仲間だったらなんでも助ける。たまに、正義を語ることもあるが、ほとんどは仲間優先。
キングバームが麦わらの一味を助けることになってしまい、ビッグマムを裏切った。そのため、キングバームはビッグマムに殺されてしまう。(消滅したので死んだと思う。)それに対して、麦わらの一味は怒りを示すのだが、これは一体だれのせいか?ビッグマムを責めるのはお門違いだ。明らかに、裏切らせた麦わらの一味のせいだ。それは無視して、一方的にビッグマムが悪いと怒る姿は、安倍首相が内輪のスキャンダルを無視して擁護するのと何ら変わりがない。
日本は、時代劇の勧善懲悪が理想論であり現実社会ではありえないことだと気づいた。善悪は立場の違いであり、それよりも仲間が重要だと小さいころから教わる。いじめも同じだ。仲間であることが重要で、少しでも気に入らないことをするといじめられる。今の世の中は、正しさよりも仲間を大事にするのである。たまたまルフィーは悪いことをする場面が出ないが、ナミは泥棒である。海賊が悪いことをせずに生きていくことはできない。それは大人になればわかることだが、仲間を優先することは否定されることがない。
冷静に考えて、安倍首相と敵対するよりは、仲間になる方が利が大きい。石破氏は戦うことにしたようだが、正論がどこまで通じるか、今回の自民党総裁選はそういう選挙である。石破氏は選挙のない総裁選びは民主主義を滅ぼすと思っているようだが、それは与野党相乗り選挙も似たようなものである。
ちょっと話がそれたが、ということでワンピースの仲間意識は、善悪を顧みず仲間を優先し自己を正当化する悪い見本なのである。