日本はどんどんおかしくなっている。
漫画のワンピースの作者が表紙裏に書いた自身のエピソードである。一個残ったカラアゲを横井軍曹と呼んでいるらしい。それが、死者に対して不謹慎とか。家族が言うならそりゃ考えないといけないが、赤の他人が出版社に文句を言う。その瞬間まで横井さんのことなんか忘れていたくせに、愛着を持って横井さんを記憶している作者を非難する。どう考えてもカラアゲ好きなんだよ、作者は。好きなカラアゲの最後の一個に愛着があって名前をつけている。記憶に残っているグアム島で終戦を知らずに最後まで残っていた横井さんと。
横井さんにも愛着があったと思いこそすれ、不謹慎なきもちがあったと言うのは馬鹿馬鹿しい。なんてつまらない人間ばかりなんだろう。
炎上を恐れて集英社は早々に謝罪した。そんなこと言ったらエッセイなんて書けんだろうと思うのだが。嫌なら、ワンピースを読まなければいいだけなのにな。