ネットで見かけたのだが良く理解できない。ドラマの「スクール・ウォーズ」のファンとラグビーファンは同じなのか?そりゃダブっている人間もいるだろうが、ラグビーファン=「スクール・ウォーズ」ファンというのはただの思い込みだ。
私は、五カ国対抗をNHKでまだBSがない頃に深夜でやっていた時代から見ているが、「スクール・ウォーズ」は見たことがない。このドラマを見る気もない。よく知らないが、昔でいう不良少年の生徒が部活を通じて先生との信頼関係を構築し成長していくドラマであり、別にラグビーである必要はない。山下真司氏が泣いているシーンだけが、名作ドラマ特集か何かで見たことがある程度だ。
サンウルブズは、日本のラグビーチームで国際リーグというのかスーパーラグビーで試合をやっている日本のチームである。代表メンバーも含まれているが、厳密にはラグビー日本代表というわけではない。その開幕試合が秩父宮ラグビー場であったようだが、その時のイベントで「スクール・ウォーズ」の名場面を流す予定だったそうだ。それが直前で突然中止になって、怒っている奴がいるということだ。
ちなみに私はサンウルブズを見ないので、このイベントに興味はない。私に言わせりゃ、今のファンは一過性のファンに見える。
私的に怒るのはいいのだが、ネット記事になると公の主張となる。このドラマは昔の不良ドラマだから、多少の暴力シーンがある。それが問題だというラグビー協会幹部により中止となったようなのだが、ラグビー協会の体質に問題があるとのたまう。どっちが正しいのか、記事を読んだだけではわからない。ラグビー協会の問題点について何も示していないからだ。ちなみに、ラグビー協会は「インテグリティ」重視だそうで、それは誠実って意味らしい。もともと、ラグビーは最も野蛮な紳士のスポーツと呼ばれていて、試合終了時のNo Sideと言う言葉も試合が終われば仲間と言う意味から来ている。しかし、実際には紳士だったのは昔の話だ。年々ラフプレーは増え、現在では「シンビン」が設けられている。シンビンというのは、アイスホッケーのペナルティボックスに似ている。アイスホッケーは棒を持っているし防具があるから遠慮がないのかラフプレーも乱闘も多いので、反則をするとペナルティボックスに何分間か入るというものがあった。それから転用されたようなルールである。要するに一時的な退場でその間人数が少ないのである。
ラグビーも紳士ではなくなった。それは大学ラグビーでもそういう噂を聞く。生意気な奴をつぶすとか、一年生で優秀な選手を怪我させたりするらしい。大麻育てる奴もいれば、集団暴行した部もある。どこにでも良い奴もいれば悪い奴もいるのだ。ラグビーで更生なんて馬鹿げた夢物語だよ。感じ方はそれぞれだから自由だけどさ。
私は今のラグビーは全く紳士ではないと思っている。プロは紳士ではいられない。紳士でいられるプロは限られている。だからシンビンが必要なのだ。協会幹部が「インテグリティ」を唱える理由は知らない。だけど、暴力を排除したい気持ちはわかる。特に激しいぶつかり合いである競技であるから、選手が不良出身と思われるのも嫌かも知れんなぁ。
ラグビーもワールドカップができて、国の代表とか言われるようになって変わっちゃったなぁ、などと昔はよかった的な発言になってしまった。私が知らないだけで昔からひどかったのかも知れないけどね。